上位の批判的レビュー
5つ星のうち1.0意訳と口語調に馴染めれば
2018年7月15日に日本でレビュー済み
日本語訳の口語が何というか、聖人口調ではなくて下っ端口調と言うか…
例えば第6章、
原文「谷神不(レ)死、是謂(二)玄牝(一)。」
英訳「The Spirit of the Valley never dies. It is called the Mystic female.」
日本語訳「道(タオ)の満ちた谷にいる神は、けっして死なないのさ。それはすべてを産みだす神秘な女体と言えるものなんだ。」
どうでしょう。
私は日本語に1番違和感を感じます。
他にも21章「それは君のhereとhowのなかで~」や、
25章「このタオのグレートネスを、受けついだ天はグレートであり~」等、
変に英語を練り込んでいることが多く、
窪塚氏の「ピースな愛のバイブスでポジティブな感じでお願いします」
を彷彿させる表記が多いです。
英語訳をベースにして意訳で造られているので原典の意味を的確に捕らえていないところも見受けられ、人に老子の思想を伝える事よりも他の書物とは違う自分の意訳に酔っているだけの感じがします。
なのでこの本は何となく老子を雰囲気だけで浅く知りたいと言う人で、更に上記の口調に馴染める人向け、もしくは変に英語が練り込まれた文章をネタとして読みたい人向けだと思います。