上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0オススメします
2016年8月8日に日本でレビュー済み
激動する昨今の世界情勢を、ナショナリズムによるグローバリ
ズムへの逆襲であると見做し、緻密な分析による、この著者独
自の見解を展開していきます。
取り上げられるのは、トランプ現象、タックスヘイブン問題、
イギリスのEU離脱、EU共同体幻想の崩壊、欧州の難民流入問題、
ドイツ銀行の抱えるリスク、チャイナのバブル崩壊と軍制改革と、
タイムリーなものばかりです。
何れも、豊富な情報量に基づいた、独特の切り口が魅力の、他
では読めない内容満載で、実に読ませるものになっています。
特に感心したのは、ドイツ銀行のリスクやチャイナバブル崩壊
といった、経済情勢の分析の鋭さでした。
読了後には、世界情勢を視る目が変わること必定の本です。