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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.1
378
蜜蜂と遠雷
形式: 単行本|変更
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2017年12月9日
この小説はとあるピアノコンクールの1次予選から本選までを綴ったものであるが、8割ほどがその演奏を言葉で表現している。しかも、その全てが登場人物の心象風景によって描かれているため、1曲、1曲がその音程やリズムを音楽用語で解説するのではなく、音楽が具体的なイメージを伴って表現されており、ブリティッシュロックとウエストコーストサウンド(古い。。)をこよなく愛しクラッシックのことなど全く疎い私にも、まるでその曲がリアルに聞こえてくるような錯覚に陥った。ところどころに挟まれる、その曲の時代背景や作曲家の生き様なども曲のイメージをより具現化するための絶妙の役割を果たしてくれている。音楽を文字で表現することは、何度も試みられてきたが、今回はその表現方法と著者の音楽への造詣の深さが、その試みを成功に導いたといえよう。ストーリーは裏切りのない安心の出来レースだが、小説で音楽の海に溺れてみたいなら、必読の一冊であろう。
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2017年8月19日
恩田陸の作品は過去に3冊読んだことがあるが、自分にはどうも合わないと思って以来、手に取っていなかった。
今回は直木賞と本屋大賞(アテにならないと感じる受賞作も多いが)のW受賞、さらにピアノコンクールに臨むピアニストの戦いに興味があったことや、「文章化するのが難しい音楽を見事に文章化している」との書評を読んだので、期待して買ってみた。

だが、読み始めからどうにもすんなり文章が体に入って来ない。
「過半数を超える」といった誤用や仰々しい形容詞の数々、擬音や「~っぽい」といった曖昧表現に逃げる姿勢、同じような表現の使いまわし、ト書きのような地の文に、いちいち引っかかってしまう。

風間塵の人物造形も陳腐で漫画のようだ。チリあくたなどという通常は子供に付けない名前を付けたのは父親だろうか。
せめて命名の理由くらい作中で語らせないと、天才性を強調したいがために作者がわざと奇怪な名前を付けたというあざとい印象しか受けない(事実そうなのだろうけど)。

読み始めてしばらくは、これから超大作を書きますよという作者の力みが、審査員の三枝子のスカしたリアクションを通じてストレートに伝わってきてしんどかった。
塵の演奏に感動するかと思いきや、憎悪に燃えて怒り狂う三枝子を描くことで塵の天才ぶりを際立たせかったのかもしれないが、ホフマンの音楽性とは正反対ということがなぜそこまでの怒りにつながるのかが伝わって来ず、三枝子の独り相撲に鼻白んでしまう。

やたら日系の人物ばかり出てくるし、審査委員長のロシア人は漢語の入った難しい言い回しを使いこなして講評を述べられるほどの日本語ペラペラだし、そのあたりも随分とご都合主義な気がする。

ただ、2人の天才の連弾シーンやコンテスタントたちの友情、2次、3次と審査が進むにつれての白熱した演奏シーンは面白く読めた。
亜夜がゾーンに入るときの描写も迫力があった。
マサルがリストを弾く際に想像した19世紀風ストーリーは、あまりに陳腐でかえって安っぽくなってしまったとは思うが。

登場人物はいろいろつまみ食いした結果、どれも薄い感じで、亜夜の再生の物語に焦点を合わせて描いた方がストーリーにもっと求心力を持たせることができたのではないかという気がする。

タイプの違う天才が出てくるコンテストということで、最後の方はダレるところがあったものの楽しんで読むことができたが、文章力がいまいちなので、何度も読み返してかみしめたくなるような箇所もなく、文学的な喜びは得られなかった。

【追記】
他のレビューで一色まことの漫画「ピアノの森」との比較がされていたので読んでみたが、同じくピアノコンクールを扱っていても、人物造形も曲の解釈も意表を突く奏法もストーリーの厚みも、すべてが「ピアノの森」の方が上回っており、この作品を読んだ記憶は軽く蹴散らされてしまった。
残念だが「ピアノの森」と比べると本作は凡作と言わざるを得ない。
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2017年11月27日
ピアノが奏でる音に対する表現が素晴らしいと褒め称える声をよく聞き、何かずっと腑に落ちないものを感じていました。
それでこの作品と同じ回にノミネートされた『また、桜の国で』を読んで感動し、いろいろ検索していたところ、
『蜜蜂と遠雷』の直木賞選評に、
「また、数十曲もの楽曲とその演奏を言語化する困難にも、作者は力業で挑んでいるが、どんなに大量の比喩が重ねられても、そこから音楽は立ち上がってこなかった。これは端的に、言葉の連なりが音楽の響きをもってくるような文章には仕上がっていないということだろう。」
というのを発見し、得心しました。
『ピアノの森』や『羊と鋼の森』と同じレベルのものを求めてしまうと、劣ってみえるのかもしれません。
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2017年8月14日
何故これが賞を取るのか全くわかりません。音楽コンクールを題材にした漫画です、知ったふうな曲名の羅列にウンザリ、ドラゴンボールの天下一武闘会のようでした。クラシックに詳しい方にはお薦めできません、とまで書いたところで発行を見てあーなるほどと納得しました。
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2017年8月21日
世評の高さの割には長いだけの凡作という印象が否めなかった。「音楽の神に愛された」天衣無縫の天才少年の塵、少女時代に音楽世界から隠棲し、忘れられた天才少女と呼ばれれいる亜衣、亜衣の幼馴染みで2人とは異なった才能を有するマサルという主に3名が出場する登竜門用のピアノ・コンクール大会の模様を描いた(だけ)の作品。作中に、「小説と音楽は似ている」、との言辞がある通り、作者は本作で「言語で音楽を表現する」事に挑戦したのだと思うが、クラシックの素人の私には、読んでいて、頭の中に音楽は流れて来なかった。

ピアノ・コンクールを題材にしている点を中心として、如何にも少女マンガ風な幼い雰囲気が全編を漂っている。塵を中心として人物造形も浅く(塵は養蜂家の息子で家にはピアノも無いのに、何故ピアノの技巧を身に付けられたのか何の説明もない。天才や絶対音感では説明出来ないだろう。亜衣とマサルとの関係も偶然過ぎる上に甘い)、その反動か、(宮沢賢治を引用した)宇宙観、人生論、人間模様の妙、「一瞬は永遠だ」、「音楽を(ホールやCDの)外に連れ出す」、という風な一見深遠そうだが、実は作者の"自己満足"だけの言葉・思惟を羅列している点にはウンザリした。また、本作の構成から、"忘れられた天才少女"という周囲の揶揄に出場を躊躇っていた亜衣が塵の天才に触れて、音楽家としても人間としても成長して行く姿がメイン・テーマだと思うが、亜衣の豹変振りが唐突過ぎて、この点も上手く行っていない。また、ピアノ・コンクールが進むに連れ、次第に楽曲に関する書込みが薄くなっていく展開も不可思議である。誰が優勝するかは初めから問題ではないと思うが、肝心の"本選"の描写がこうもアッサリしているのは不可解という他はない。塵の"活かし方"も、「何だかなぁ~」という期待感を裏切るものである。

登場人物の中では、(これも現実味には欠けるが)サラリーマン・ピアニストとして大会に出場した明石の造形が印象に残った。"天才ではない"普通人から見た天才達という視座の工夫であり、こうした工夫がもっと欲しかった所。執筆に当って、作者は自身の発想・構想に酔っている印象が強く、全体構成や人物造形をもっと冷静に練ってから作品を発表すべきだったろう。
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2017年8月12日
読み始めるまでとても時間がかかった。
机の上や、寝るところに持っていっても駄目だった。
買って読むと、努力してもなぜか
積ん読になってしまうことが多い。
ちなみに「応仁の乱」は、新書なので
トイレに置いて読んでます。

ようやく読み始めると、面白かった。
予選が始まると、曲を聴きながら
読むので、少し時間をかけています。
第3次から本戦にかけては、曲がどんどん長くなるのに
話が短くなる感じ。

通っていた小学校の音楽の時間は、レコードの聞き比べをやってくれた。
中学になったら、譜面も見ながら聴かせてくれた。
そうやってレコード鑑賞させてもらえたことを感謝している。
今の公立小の生徒は、どうやら音楽鑑賞の時間がないようだ。
かわいそうに。

大人になったら、youtubeで聞き比べができるのがとても良かった。
(音楽鑑賞を家でやれるのだから家でやれという小学校の方針か?)
で、いろいろな演奏を聴きながら読んでいます。
平均律クラヴィーアは、ピアノもオルガンも聞いて、オルガンで
早弾きしている人にびっくりしました。
早弾きの方が曲に合ってる気がします。
ドビュッシーやエリックサティが
情景が浮かんできて良かった。

本戦の描写が少なくて、もう少し読んでみたいけど、
今はYoutubeで、例えばCピアノコンクールの
日本人演者とその他の演者をみることができるので
聞き比べてみて、各人の感想に任せるということかも
しれません。
私は、風間塵は好きです。平均律クラヴィーアは、
BMV846に感動するかと言われれば、他の方の
仰るとおりと思います。でも、明石の弾いた
BMV847には、感動する演奏がオルガンには
上に書いたとおり、ありました。
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2017年5月10日
まだ読み終わっていませんが、個人的に本の印象は「読み始めてどれ位で作者の世界観に入り込めるか」なのですが、一瞬です。 恩田陸さんの作品は、だいたいいつも一行目で入り込めます!文章が世界観を確実に組み立てているので、映像が常に広がっています。
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2017年10月28日
なんというか、超人オリンピック、あるいは能力者バトル。ピアノの音をどう文字で表現するかは難しいと思うけど、なんというかこれは殆ど表現してないと思う。雰囲気のある適当な与太話が演奏中にひたすら繰り返されるので、なかなかすぐに飽きた。天才って言葉をよく使うんだけど、その天才について全く語り足りないと思う。ピアノの森読んだ方が120倍面白いなと思った。そして、長い。
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2017年6月6日
とても楽しくワクワクしながら読ませていただきました。とてもピュアな登場人物たちは未来を感じさせてくれるし、何か私自身に希望を与えられたようです。クラシック音楽など皆目と言って良いほど知らなかったのに、これをきっかけに聴いてみたりしたら、これまた新しい世界の発見!世界が広がります、ありがとうございます。この本に出会えて良かった。感謝感謝。
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2017年5月22日
ピアノコンクールが舞台のお話なのですが、音楽の世界が映像で伝わってくるような文章で、どんどん読み進めることが出来ました。
コンクールのハラハラドキドキと人間模様がよく描かれています。
娘がピアノを習っているので、とても興味深く読みました。
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