上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0魂に火をつける一冊
2019年6月16日に日本でレビュー済み
「食えなんだら食うな」「病なんて死ねば治る」。
目次を見ただけで、ガツンと頭を殴られるよう。
いかに自分が欲望にまみれていて、いつも弱気でいるかを、思い知らされる。
明日何を食べようか、明日何を着ようか。あそこが痛いここが調子が悪いと、いつもそんなことで思い悩んでいる。そういうひ弱な心を、関大徹が叩っ斬る。その衝撃で目が覚めて、徐々に光がさしてくる。…そうだ、食えなんだら食わねばいいのだ。病気なんて、死ねば治るんだ、と。
関大徹という人が、真に温かい人だから、これだけのことが書けるのだと思う。
この本には、本当のことが書かれている。生きるための希望が書かれている。
だから、生き方に悩んでいる人、子育てに迷っている人、若い力のある人、すべての人に読んでほしい。
巻末の執行草舟氏の解題には、涙がにじむ。
この本にはたしかに、人間を立ち上がらせる力がある。