上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0日航123便墜落の真相が、ここにあります。
2019年5月29日に日本でレビュー済み
本書により、事件の全容が明らかになったと思う。もちろん、あくまで仮説の域を出ないが、説得力において、圧力隔壁破壊説を遥かに上回る。
本書を元に事件当時の流れを整理すると以下となる。
①日航123便の垂直尾翼に自衛隊無人標的機が激突。無人標的機はオレンジに塗装されているのが特徴。
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②123便の機長が「スコーク77(外敵による非常事態)」を発信。機長も内部破損ではなく外部要因による事故と判断していたことの裏付け。機長は元自衛隊のパイロットであり、判断は信用できる。
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③機長と米軍が交信し、米軍横田基地が123便に緊急着陸許可を出す。同じころ自衛隊は二機の戦闘機を発進し123便を追跡。
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④事件の発覚を恐れた自衛隊が、横田基地を目指す123便の飛行を妨害。最終的に右翼第4エンジンを砲撃
(指示したのは中曽根)
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⑤123便が御巣鷹山に墜落
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⑥米軍ヘリがいち早く急行し降下を試みる
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⑦落合由美さんがヘリの音を確認するも、救助は来ない。米軍ヘリは自衛隊の要請で引き揚げ。(元米軍アントヌッチ中尉が退役後に告白)
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⑧墜落現場に急行した自衛隊特殊部隊が、人命救助は行わずに、散乱した破片等を回収。(地元民のMさんが目撃し、後に証言)
報道では墜落場所が特定出来ないとの情報を流し、証拠回収の時間稼ぎ
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⑨特殊部隊が引き揚げて自衛隊員と交代するも、隊員は救助活動せず。
NHK速報で、自衛隊員が銃撃されたと報道するも後に誤報と訂正。
命令に反して救助を試みた隊員が狙撃されたと思われる。
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⑩地元の消防団等が4名の生存者を発見
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事故調査委員会が、ボーイング社の修理不備による圧力隔壁破壊と発表するも、ボーイング社は認めず、補償にも応じず。
と、このような概要である。
⑨で自衛隊員が銃撃されたとあるが、本書では言及していないが、事件後に数名の自衛隊員が死亡(自殺)したとの情報もある。
この死亡した隊員は友人に二枚の写真を託しており、そこには、オレンジの塗料が付着した破片と思われる物が写っている。
この隊員による告白を阻止するために自殺に追い込んだ(もしくは殺害した)と考えれば、⑨の狙撃についても無かったとは断定出来ない。なにより、⑦のアントヌッチ証言は中曽根も確認している事実であり、否定はしていないので、真実を述べていると断定できる。
また本書で述べている、自衛隊高官による「民間機に当てた」発言や、日航役員の「北朝鮮機に撃たれた」発言からも、123便の垂直尾翼に外的な衝撃が加わったことは明らかだ。
つまり日本政府は、墜落直後に米軍の協力によって123便の墜落位置を把握していたにもかかわらず、自衛隊のミス(最高責任者は中曽根)を隠蔽するために証拠隠滅を優先し、生存者を見捨てたということになる。
これを陰謀説と笑う人がいるなら、その平和ボケな感覚に呆れるしかない。
政府が国民を欺くなど昔から平然と行われていることで、瑣末な例を挙げれば、うやむやになったモリカケ問題などが好例だろう。
米国隷属に反する旧経世会(現平成研究会)の小沢一郎氏を失脚させるための事件捏造や、中川昭一氏の不審死など、政府による犯罪は枚挙にいとまがない。
520名の尊い命が失われた事故の真相を政府が隠蔽するなど、衝撃が大きすぎて、にわかに信じられないとは思うけど、政府が国民を欺いてきた歴史と照らしても、私は本書が限りなく真相に近いと思う。
この事件により著者の小田さんは、次男(15歳)、長女(12歳)、親戚3名を亡くしている。メーカーの技術者として働きながら、航空機や航空管制について知識を蓄え、取材を行い、本職のジャーナリストを凌駕するほどの密度で本書を書き上げた。
この執念と想いは天国の被害者の方々に、間違いなく届いていると思う。
ご遺族の方々がご存命のうちに、墓前に真実の報告ができることを心から願います。