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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.3
16
働く女子の運命 ((文春新書))
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2017年5月10日
働く女子の運命とあるが女子だけではなく男子も必読である。
日本には何故、ジョブローテーションや頻繁な転勤があるのかをメンバーシップ型とジョブ型という言葉を使い説明している。
海老原氏の著書と併せて読むと理解がより深まると思う。
また大森 彌の言う大部屋主義の日本と個室主義の欧米にそれぞれ対応していると思う。
個人的には典型的なメンバーシップ型雇用の公務員についてこれからどうなるか又はどうなる`べき`かを述べた著者の本が
欲しいと思った。
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2017年3月13日
日本は職務の技能があるかで雇用するのではなく、定年まで会社の要求に職務・労働時間・勤務場所につき無限定に応えられる人材かで雇用する。この点で、結婚・育児という家庭責任を負わされ、その要求に応えにくい女性は就職で差別を受け、今後もなかなか払しょくされないとする。
しかし、仕事より家庭という意識の定着による労働時間の固定要求、労働力不足による働く女性への需要増加、保育施設の充実、性差別意識を持つ年配男性社員の退場、女性総理の誕生等の要因により、日本にも「働く女性の時代」が来る日も近いと考える。
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2017年3月7日
明治維新から、現代に至るまでに、女性がどのような待遇で働いてきたかという歴史が詳しく書かれていて、非常に勉強になる。
そもそも、日本のお給料というのは、家庭を養っていける額を、一家の長である男性に支払いましょう、というのが基本なのだそうだ。しかも、その考えができあがったのは、戦時中である。
70年も前の考え方をずーっと引きずっているわけなんですねえ。
まあ、男性が家族を安心して養える額をもらえるというのは、社会の安定にもつながるという点で、理にかなっていると言えば、かなっているのかもしれません。

ただし、ここには落とし穴があります。
これは、「夫が働いて賃金を稼ぎ、妻は家の家事をになって家庭をを作る」という家庭システムが前提です。
このシステムから少しでも外れてしまうと、とたんに女性は困難を抱えることになります。

様々な生き方を選択する人のいる時代ですから、やはり、うまく世の中を移行させていかなければならないなあ、と思った次第です。
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2017年1月28日
まず、ほとんどが歴史の話です。女工哀史から戦中、戦後、昭和時代。30年前の機械均等法でさえ相当後ろのほうで、そこにいきつくまでかなりかかります。しかも数値もなければリファレンスもない学生の感想文みたいなもので、結局のところ(なぜか)ネオリベ、という概念(定義なし)を否定しているという代物。東大法学部の官僚だからこんなものかもしれないが、上野千鶴子絶賛のくだりで気づくべきだった。
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2016年11月3日
なぜ女子が未だにあらゆる労働の場面で、差別待遇され続けているのかを、過去からの賃金構造、
給与の考方から、丁寧に解説、解き明かしている。学者の論文しか出会わなかったが、こういうものを、書いて下さる方がいなかった。学生にとって、有難い本です。やはり、貴重な実務経験が生んだ見方であり、女子に対する見守り心配する様が、切実に迫って来ました。素晴らしい本です。
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2016年10月8日
日本の給与体系が戦前より欧米と比較して特殊な構造を有しているということを改めて認識しました。戦後何回もの検討を重ねても依然または更に強化して維持されてきた日本の給与体系が女性の社会進出を阻む要因となっている可能性に気付かされます。先人たちの努力のおかげで制度的な壁は部分的に改善されても、マミートラックなど次々と新たにクローズアップされてくる問題についても賃金とは何に対する対価なのかという観点から考察されています。本書は日本的給与体系と女子労働者待遇の関連について論じていますが、巻末ので述べられていた非正規雇用に対する意見も今後刊行されることを切に望みます。
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2016年9月24日
濱口先生のような東大卒・キャリア官僚も務められたエリート男性が、日本の働く女性が置かれている状況をかくも正確にとらえられ、わかりやすくフェアに著述されていることに非常に驚いた。私の偏見だが、この世代の男性は、「女は馬鹿でいい。家にいろ」が主流で、働く女を異物・色物としか見ていないオジサンがほとんどだからである。

私は、均等法直前世代である。

その頃の日本はひどかった(今もひどいが)。今のようにWEB経由ではなく、電話をかけて会社説明会に行き、面接、内定となるが、大手企業の求人票には堂々と「男子のみ」と記載されていた。

電話をかけ、某国立大の学生であるむねを告げると「はあ?国立大の女子?。うちはねっ、やる気のある女なんかいらないの!!!」と電話をたたききられたものである。

努力しても、女は報われないということを、私は22歳にして悟った。勉強にはなったが、頭にきた。

ブルース・スプリングスティーンのBorn in the USAではないが、はらわたが煮えくり返る思いで生きてきたのである。

その後、なんとかかんとか就職し、苦節30年。一億総活躍?よう言うわ。せっぱつまって、もう女でも年寄りでも、何でもいいから働いて税金払え、そういうことだよね。30年前、女が働いたら国が亡びるって言ってたのは経団連(当時は違う名前だったかもしれない)なのに、語るに落ちるとはこのことである。

気が付くと、同期女性はほとんどいなくなってしまった。結婚、出産、育児。日本の会社は長時間「いる」ことを要求する。育児・家事をこなしながら、おっさん並みに会社にいろとは、土台無理な話である。

同世代の男はいいのである。帰ったらご飯ができている。

こっちは自分がご飯を作って子供の世話をしてプラス仕事である。この20年の記憶はない。あまりに大変で記憶が飛んだ。

それでもやめなかったのは、周囲の男が、男というだけで優秀でもなんでもなく、ただ単に日本という男に甘い社会に守られて下駄をはかせてもらっているだけの存在だったからである。なにくそと思った。負けるものか。ここまで来たのは意地だけである。

いろいろぐちゃぐちゃ書いたが、濱口先生は、日本で女が真面目に働くことの困難さを豊富なデータを背景に見事に説明なさった。ありがとうございます。男性でも先生のような方がいるとわかって、長年の恨みつらみが少しは溶けました。
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ベスト1000レビュアー2016年6月4日
女性の「活用」は叫ばれて久しいのに、日本の女性はなぜ「活躍」できないのか?
この問題に、労働政策研究・研修機構の主席統括研究員であり、日本の雇用問題
を扱うプロフェッショナルといえる濱口桂一郎氏が、真正面からの主張を繰り出す。
女性の「活用」は、一般的には男性側の意識の問題が大きいとされる。「一家の大
黒柱」や「一家を養う」という考えは依然根強いし、女性は「家庭を守るもの」という
考えに支配されている男性は少なくない。また、家事や育児を「女性の仕事」と考え
て、非協力的な男性も多い。こうした考えが女性の「活用」の阻害要因になっている
という主張であり、それはそれで事実であろう。また女性の側の意識の問題もある
という言説も一般的だ。女性が「責任あるポジションまではつきたくない。私らしく働
きたい」と考えるため、「活用」が遅れるというものだ。これも一理ある。しかし、本当
に当事者の意識だけの問題で、こうまで進展しないものであろうか。
その根底には、メンバーシップ型といわえる日本型雇用システムがあるというのが、
氏の主張である。日本の歴史的な雇用状況の変化を概説し、労働問題を明確にす
ることで、「意識」の問題だけで、働く女子の活躍を推進することの困難さを明確に
している。
日本特有ともいえるメンバーシップ型の雇用システムを、今後いかに現実に適用し
ていくのか。この方向次第で働く女子の運命も(勿論男性、シニアと置き換えても
いいだろう)また踊らされてしまう。
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2016年5月21日
「運命」という題名で、「受け」を狙った軽い本と勘違いされる方がいらっしゃるかと思いますが、非常に学術的な本です。
私は、海外勤務が長く、海外には「一般職」に当たる制度はありません。 定型事務を担当するクラークという職務はありますが、男性も女性もいます。 女性だけの「一般職」という制度は非常に居心地が悪く違和感を感じていたのですが、この本を読んで、一体何故日本にだけ「一般職」という制度があるのかが、はじめてわかりました。

1980年台までの日本人の働き方は、夫は家族の為、一旦会社に入ったからには、どんな仕事でもやり、どこへでも転勤し、いくらでも残業をする、無制限の勤務、一方女性は短大を出て会社に6-7年勤務して結婚退職。 その後子供が大きくなったらパートで家計補助。 昨今、work and life balance という言葉がはやりますが、夫+妻で、WLB をとっていた訳です。

そういった家族のあり方をもととして、女性の働き方を、1985年の男女雇用均等法に遵法するように制度化したものが、一般職制度と説明されると、今まで感じていた違和感のあり場所がよくわかりました。

今、企業に入ってくる女性は、高学歴で、学校での成績は男性よりもよいケースが多いです。 彼女たちは産休、育休はとるでしょうが、一生働きます。 このような、能力も意欲も高い女性が、大昔の女性の働き方をもとに作られた「一般職」という制度にのせられているので、なんとも違和感を感じるのではないでしょうか。

企業は、このような女性の働き方の変化をふまえ、教育、与えるアサインメント、キャリアプランの見直しが必要です。
同時に、女性側にも、一般職だからという理由で、テンションの高い業務を割り当てられないことに甘える姿勢は捨てて、一生働くキャリア作りという、より真剣な働き方が求められていると感じます。

(若い)女性の方に、自身の働き方を考えるために読んで頂きたい、一冊です。
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2016年2月25日
昨年晩秋から体調を崩していて三か月におよぶ闘病生活を終えて体調復帰第一作目の書物として濱口先生の
『働く女子の運命』を選び読ませてもらいました。
『新しい労働社会』、『日本の雇用と労働法』、『若者と労働』そして『日本の雇用と中高年』に続く新書です。
日本独特の雇用慣行と労働社会を補助線に女性労働の歴史を描いた秀作です。
女性労働の改革に必死に取り組んだ女性官僚や研究者の論文・著作が時系列的に豊富に引用されていて、非常に
参考になりました。女性労働の歴史を展開することによって、わが国独特の労働社会の移り変わりが非常に鮮明
になっていると思います。
先生が「あとがき」の中で、「・・・なかなか女性という切り口からまとめようとはしなかった・・・」と書い
ておられますが、どうしてどうして、先の若者、中高年のタイトル本よりも論点が鮮やかだと感じています。
女性よりもむしろ男性の経営者や管理職の人々に読んでもらって、思いっきり未来志向の考え方を勉強してほし
いものだと思っています。
濱口先生の上記「五部作」を手元に置くことによって、労働問題が分かったような気分になりますよ。
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