上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0あわてて執筆したのかも、でもそこそこ面白い
2010年11月14日に日本でレビュー済み
長年、警察官僚や防衛庁(省)官僚、官邸勤務を経験した筆者が、ハイジャック事件の日本政府の対応を綴ったノンフィクション。
反政府集団による日本でのハイジャック事件が久しく発生していないが、過去の事件の対応を将来のために残すべきと本書で生々しく綴られている。
事件当時の日本政府の方針と世界各国のハイジャック事件への姿勢の対比が私には興味深い。これまで佐々氏のドキュメンタリーシリーズの読者にとっては面白く読めるであろう。しかし、佐々氏の本をこの本から知る方にとっては、各エピソードが食傷気味と映るだろう。そのあたりは最後で筆者自身がフォローしているので勘弁いただきたい。
おそらくは、将来、この本が文庫化されたときに加筆修正されたり、新たな後書きが添えられて読みやすくなるのではと期待する。
と、いうことで5点満点中の3点。