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2017年8月13日
開成高校野球部にノンフィクション作家の著者が密着して、その野球に対する独特な誉れを追いかける内容です。

個々の力が弱く、練習量も圧倒的に少ない開成高校野球部は、それを十分自覚した上で野球のセオリーを逸脱して勝つ戦略を模索します。開成高校生の自然と野球からも何かを学び取ろうとしたり、自主練にもそれぞれの理論を持ち込んでそれを実験しようとする姿は純粋でした。あくまで強豪校に勝つことを目的とする姿勢は読んでいて心地よかったです。

野球が好きな僕はもちろん面白く読めましたが、あまり興味のない人でも楽しめる内容だと思いました。
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 HONZの推薦で読む機会を得た。爆笑しながら、あっという間に読み終わった。

 普通に甲子園を舞台とした高校野球を楽しんできた僕としては、本書で展開される「もう一つの高校野球」
は、極めて奇怪な世界に見える。サインも無く、打順も守備位置も滅茶苦茶な開成高校の野球部の姿を見ていて
腹が立つコアな高校野球ファンがいてもおかしくあるまい。

 但し、それでは甲子園の高校野球が、普通の高校野球なのだろうか。そう問題を設定してみると違った
風景も見えるかもしれない。関西弁揃いの東北や北海道のチームがあることは有名である。その姿を
すべての高校野球チームの中で見直すと、そちらのほうが異様かもしれない。その中で開成高校の姿は
大多数の高校のそれから大きくかけ離れていない可能性は十分ある。

 とはいえ、それでも開成高校の野球部は、やはり異様であろう。では何が異様なのか。

 選手たちは、基本的には理屈っぽい。おそらく、著者の高橋はここはある程度デフォルメしたとは
思うが、「基本的には理屈っぽい」という点は間違いないと僕は思う。一方、監督の青木という方も理屈っぽい。
彼の発言は通常の高校野球の論理からかけ離れているが、「理屈っぽい」という点は間違いない。「確信犯」
という言葉のほうがふさわしいかもしれない。
 この二つの「理屈っぽさ」の「葛藤」が本書の読みどころであり、もっと大きく言うと「開成高校の高校野球の異様さ」
である。

 選手たちの理屈っぽさは半分程度は言い訳に聞こえるが、屁理屈があるだけに笑ってしまう。なんとなく許せてしまうし
納得してしまう。
 一方、青木監督の「理屈」は、ある意味で「根源的な高校野球への問いかけ」というニュアンスが強く前面に
出ている。そもそも監督の指示が以下である。

 「ピッチャーをやるな」(ピッチャーに対して)
 「野球しようとするな」(試合中に)
 「これじゃまるで強いチームじゃないか」(僅差で勝った試合後の激怒として)

 どう読んでも禅問答に近いのだが、本書を読んでいるうちに、上記の指示が根源的に見えてくる。青木という方は
何のために生徒を選手にして野球をやらせているのかが見えてくる。それは「甲子園の高校野球」を「解毒」することでは
ないだろうか。そんな「解毒剤」の作用が本書の爽やかさにつながっているのだと思う。

 それにしても笑えた。人を笑わせるということは高度な仕掛けと仕組みが必要だ。その意味では本書は簡単なようで
なかなか精緻に出来ている。
 

 

 
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2016年9月7日
ドキュメンタリーのようだが…
お勉強はできるが運動神経の欠片もない人たちでも、考えながら野球をやれば、週に一回だけの練習でも甲子園を目指せるというのはどう考えてもファンタジーの世界。
実際には、相当なレベルで文武両道を兼ね備えた選手たちなのではないか思う。頭のいい子供達特有の半分自虐、半分自慢の自分語りを間に受けてしまっている部分があるのでは?
最後の桑田真澄の解説は良い。野球道は軍隊の影響を受けているという話などはなるほど、と思った。
最後に、本人たちはいま振り返って本名や当時の部活での姿、進学についての考え方などを実名で公表され、文庫本として残っていくことについて、どう思っているのだろうか?いい思い出、としてとらえてくれていればよいが…
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ベスト500レビュアー2016年8月31日
開成高校は超進学校で、なんと毎年200人近くが東大に進学するという。そんな開成高校の硬式野球部が、平成17年の東東京予選でベスト16まで勝ち進んだ、という話を聞いた著者の好奇心が高まり取材することとなったようだ。

読んでみると、爆笑と感心の連続で、とてもではないが電車の中などで読めるような本ではなかった。例えばこんな感じ。

--野球って危ないですね?
外野を守る3年生にさりげなく声をかけると、彼がうなずいた。
「危ないですよ」
--やっぱりそう?
「特に内野。内野は打者に近い。近いとこわいです。外野なら遠くて安心なんです」
だから彼は外野を守っているのだという。なんでも彼は球だけでなく硬い地面もこわいらしく、そのためにヘッドスライディングができないらしい。打者も地面もこわいので隅のほうの外野にたたずんでいたのである。

また、あるピッチャーへのインタビュー。

--ピッチャーに向いていたんですね。
「向いてはいないと思います。僕には向いているポジションがないんです。向き不向きで考えたら、僕には居場所がありません」

監督がポジションを決める基準はシンプルだ。

・ピッチャー 投げ方が安定している。
・内野手 そこそこ投げ方が安定している。
・外野手 それ以外。
「これだけですか?」と私が驚くと「それだけです」と青木監督。

ある練習試合で、塁に出たランナーが牽制球でアウトになりまくる。どうやらピッチャーがモーションに入るとすぐに2塁に向かって走り始めるので、すぐに牽制で刺されてしまうのだ。

“「ゆっくりスタートすればいいんだ!」と青木監督が叫んでも、彼らは動きがゆっくりするだけで、スタートを切るタイミングは早いのでアウトになった。「バカ」「バカ集団」「これをバカと言わずして何と言う、バカ」と青木監督。”

こうして試合が進み、ついには、

“監督も誰を叱ればよいのかわからなくなっている様子で、「そう、こうやって振るんだ! イチかバチか!」と相手校の選手のスイングをほめたり、「俺だけが気合いが入っているのか!」「さあやるぞ! 俺がなんでやるぞ! って言うんだ。そのこと自体がおかしい!」と自らを責めていた。そしてピッチャーがキャッチャーからの返球をジャンプして捕ろうとし、ジャンプから着地したところで捕球したりすると、「人間としての本能がぶっ壊れている!」「普通の人間生活を送れ!」と叫んだ。”

青木監督の指導がいちいち面白い。

「必要なこと、思っていることを声に出す。声をかけられたヤツはそれに反応する。野球の監督がなんでそんなことを教えなきゃいけないんだ!」

ちなみに、この青木監督自身は、開成高校出身ではないものの東京大学卒業である。

もともとは「弱くても勝てます」というタイトルが、精神科医療の「下手でも治せます」に置き換えられそうで惹かれて買ったのだが、純粋に読書として非常に楽しい時間を過ごせた。とにかく面白くてお勧めの本。
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2015年7月18日
・グラウンドでやるのは練習ではない、実験と研究。予め各自が仮説をたててそれぞれ検証する。
・結果が出たらそれをフィードバックして次の仮説を立てることに利用する。
・このサイクルを繰り返し、コツをつかみ、それを繰り返して体得する。
・そんなことでプレッシャーを感じているようではこの先、生きていけない。
・長打が出る「可能性のある」スイング
・青木監督の言葉はいつも新鮮でそこから一筋の希望が見えてくる。
・希望は知性から生まれる。
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2015年7月6日
弱者には弱者の戦い方があると気づかせてくれる内容。

野村克也監督の書く中身とは全く異なる面もあるが、一部は共通している。
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2015年6月21日
多少は脚色も入っているかもしれないが、開成高校の野球部は実際にかなり弱かったし、プレーの基礎さえもできていなかったのではないかと思わせる箇所が多くある。進学校であるがために、そもそも野球にかける時間も場所も少ない。それにもかかわらず、頭脳的改革により、地区大会で勝ち進み、強豪校とも接戦を繰り広げるにまでチームは成長した。開成高校という、野球部活動に不利な状況が、効率的に勝つための練習方法を生み出したのだと思う。本書には、けっして効率的な練習方法が事細かに整理されているわけではない。弱小チームが監督と一体となってどのように強くなっていったのか、その物語が描かれている。気軽に読み流しながら、勝つための方法を学べる、いい意味で敷居の低い書である。
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2015年5月2日
高校野球経験者としては何だこれ?て感じ 夢は寝てみろと言いたい。
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2015年4月21日
エリート高校と言われる開成高校で、
強みだけをとことん行うことで勝つ術を見出す。
けっしてトリックプレーをしたり卑怯なプレーをしたりするわけではない。
ただただ強みだけを行う。
たったそれだけで、勝つことができる。
勝てば喜びになり、喜びはエネルギーとなる。
そのエネルギーを使ってまた勝ち進む。
すばらしい。
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2015年4月4日
私の場合は経営に通じるような、いわゆる「戦略的思考」のヒントを求めて読んだため、序盤はまだしも中盤以降は期待はずれに終わりました。しかし、小中高学生のお子さんを持った親御さんや、特に息子さんを持った方などには、【開成野球部を通して、子供達が少しずつ成長する】イメージが持てて、【スポーツやらせるのもいいな】と思われるかもしれません。

具体的には、序盤は監督の戦略、いうなれば【捨てる戦略論】が展開されます。開成高校野球部は、週1しかグラウンドでの練習ができないため、守備は上達しない。そのため、守備力向上は捨てて、「打撃」のみに集中する。(打撃練習は、毎朝体育館にてシャトル打ちができる)。打撃はとにかく「思いっきり振らせ」、あわよくば長打の連発を習う。また、1番・2番によいバッターを置き、打線がつながれば相手に【1番・2番バッターがこれほど良いバッターなら、3番・4番はさらにすごいのではないか】と心理的に揺さぶる。打線に火がつけば、そのドサクサに紛れて大量得点を取り、相手に「戦意喪失」させ、早い段階で「コールド勝ち」に持っていく、という戦略をとっています。

中盤以降は、ネタがつきた感があり、毎年のレギュラー選手と筆者との会話・談話が中心に書かれています。私には響かなかったですが、同年代のお子さんをもっている親御さんには、【子供たちはこういう課題意識をもっているのか】や【こういう思考・興味を持っているのか】、など子供心理を勉強するのには役立つかもしれません。
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