上位の批判的レビュー
5つ星のうち2.0作り込みが過ぎ、筆致もそぐわない!
2019年2月25日に日本でレビュー済み
帯に「横山ミステリー史上最も美しい謎」「熱く込み上げる感動」とある。確かに物語は、そのように展開する。しかし著者横山秀夫の念を入れ過ぎた作り込みと、硬い2字熟語や見慣れない画数の多い漢字の使用、そして短く突き進むような乾いた筆致は、大団円に終わる心の物語のリアリティーや味を削ぐことはあっても、深めるではなく、その不適合さに鼻白む思いがした。専ら謎を追う「64」とは真逆の効果、となっている。