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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.0
124
それから (新潮文庫)
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2017年4月4日
それからを読み直すのは高校生以来。現代文の前田先生の一推しの作品。授業で観た映画それからは代助=松田優作、三千代=藤谷美和子が演じ、三千代が花瓶の水を飲み干すシーンはよく覚えている。

代助の高等遊民という立場、その生き方、考え方を現代の何かに照らし合わせながら楽しめる前半から中盤。
現代の世の中でいうと冷めちゃってる感じ+何にもやってないけど何故か上から目線とでもいうのだろうか。漱石が当時の空気感、雰囲気をわかりやすく表現していて、今の時代のそれとも共通することが多いので、その表現自体、またその背景を考えたり、自分と照らし合わせてみたり、いろいろな角度から楽しめる

その高等遊民という立場を捨て、三千代を選ぶことを決めて動き始める後半。結末を覚えていなかったなので、どうなることやら読み進めるのが楽しみでしょうがなかった。

高等遊民として生活を蔑み、文化的なことに意義を見出していた暮らしから、愛を選び生活して行くことを選んだ代助。それから、、、。
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2015年4月14日
朝日新聞と同じペースで楽しみながら読んでいます。高校、大学そして社会人で3回ほど読んだ作品。55歳になる今年、新たなる発見をしてみたいと尾もっいぇいます。
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2014年12月30日
人間の性とは何かと、しみじみと思い起こさせる漱石の作品。この本も、その一冊だ。
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2014年11月20日
おもしろい
こころ、もつずけてよむとさらにおもしろい、文の構成や人物の背景な注意して。
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VINEメンバー2014年6月20日
1909年(明治42年)発表の本作品は、前年発表の「三四郎」の「それから先」を描いたと著者自身が述べています。
このことから、私は前作の主人公、三四郎が、学校を卒業した後の設定かと思っていましたが、全く別の人物設定でした。

本作品の主人公、長井代助は、高等教育を受けたにも関わらず、家が裕福なことから、職に就かず、30歳になっても自由気ままな生活を送る「高等遊民」(著者の造語とのこと)。
前作の三四郎も状況が許せば、そうなっていたということでしょうか。

物語は、代助が、友人である平岡の妻、三千代を愛してしまい、「高等遊民」の生活と、どのように折り合いをつけていくか、が主題となっています。

21世紀の現代の人間が読んでいて、一番関心を惹かれるのは、20世紀初頭のこの「高等遊民」の生活をどう解釈するのかという点になるかと思います。

この代助の設定、現代なら「ニート」と呼ばれる人たちが、該当しそうです。
しかし、就職先に困っているわけでもないことや、ひきこもりのように社交性がないわけではないことをみると、ぴったりと当てはまるものではないようです。

そこで、この作品の書かれた1909年という時代をみると、1895年(明治28年)に日清戦争、1905年(明治38年)に日露戦争に勝利し、日本が明治維新後、西洋列強への仲間入りを果たそうとしていた時代だということが注目されます。

実際、「貧弱な日本が、欧洲の最強国と、財力に於て肩を較(なら)べる日の来る迄は」という記述もあり、代助が就職できるのに、あえて就職しないのは、そうした時代の機運への反発とも受け取れます。

もっとも、日本はこの後、満州事変(1931年)を契機として、戦乱への道を歩んでいくことになり、「高等遊民」がいつしか時代のうねりの中に消えていったことは、歴史上明らかなことなのですが…。

夏目漱石の作品は、あまり社会的な出来事と関連して語られることはありませんが、少なくとも本作品については、当時の社会情勢を念頭に置いて読んだ方が、より理解が深まるように感じられます。

私には、「高等遊民」という人物設定を通して、西欧列強に対抗しようとしていた当時の社会情勢への著者の厳しい眼差しが感じられる良作でした。
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2014年4月28日
漱石ではこれがマイベスト。静から動のクライマックスの見事さ。何度読んでも素晴らしい。
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2014年8月17日
今から60年前、高校1年の時の夏休みに、感想文を書いたのです。無性に読みたくなってもとめました
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2015年9月15日
※本レビューはネタバレを含みます。ご注意ください。

「三四郎」の次に読んだので、どうせこの小説の主人公も草食なんだろうと思っていたら、終わりに近づくにつれ、一気に劇的な展開に。
ラストの郵便筒、傘、風船、車、暖簾の赤い色が代助の頭に吸い込まれ、やがて代助の頭を焼き尽さんとする描写には鳥肌が立ちました。
あまりにインパクトが強くて、「三四郎」が霞んでしまったくらいです。

世間が悪いから働かないとかわけのわからないことを言って、親の金で暮らしている代助。ただの三十路ニートです。
そのニートが人妻を略奪するというだけの話が、なぜこんなにロマンティックで、哀切で、心を打つのでしょう。

代助の周囲にいる人々は、みなそれなりに常識的で、きちんと働いています。
父親はかなり狭量なところはあるものの、世間的には大人物で、無職の息子の面倒を見続けます。兄も変わり者ではありますが、飄々としていて、弟を自由にさせてくれています。嫂の梅子も、代助を何かと気遣い、時には厳しく、時には優しく、温かく接してくれます。
そんな彼らに、代助は決して報いることなく、恩を仇で返して絶縁されてしまう。
どう考えても、世間的に間違っているのは代助です。この先も輝かしい未来は来そうになく、不吉な影を示唆したまま物語は終わります。

それでも、三千代と生きることを選んだ代助の選択に、なぜか拍手を送りたくなるのです。
のんべんだらりと生きてきた代助が、三千代が絡んでくると途端に力が漲り、心から出た真実の言葉を発して胸を打ちます。
自分というものがなかった代助がだんだんと自我に目覚めていく様を、応援したくなるのかもしれません。

強い雨が降りしきる中、白百合の花の強い香りが立ち込める部屋で、代助が
「僕の存在には貴方が必要だ。何うしても必要だ。僕は夫丈の事を貴方に話したい為にわざわざ貴方を呼んだのです」
と思いを打ち明けるシーンは、このうえなくロマンティックです。
遅すぎる告白に、「あんまりだわ」とハンカチを押し当てて泣く三千代の挙措動作ひとつひとつもとても美しく、この控えめなやり取りの中に多くの思いが込められていて、何度読んでも味わい深いシーンです。
作中に西洋の男女の情話はあまりに露骨であるというくだりがありましたが、それと全く対照的な、慎ましく情感溢れるやり取りがとても素敵でした。

白百合の花だけでなく、代助と三千代にはリリーオブゼヴァレー(すずらん)の思い出もあります。
白い美しい、清純な花が、この二人の恋を表しているかのようです。道ならぬ恋とはいえ、とてもピュアで、清らかです。
その混じり気ない純白の恋が、真っ赤に燃え盛るかのようなラストシーンの描写が、この二人には恐ろしい運命が待ち受けているのかもしれない、という予感を与えます。

人間が自我に目覚めて生きていくということは、もしかしたらこんなふうに、誰からも理解されず、先行きの暗い道なのかもしれない。それでも、ただひとときでも、心から愛する人と心を通わせることの輝きは、限りなく清らかで、美しい。
そんなことを感じさせる、素晴らしい小説でした。
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2005年3月1日
「三四郎」の闊達としたストレートな青春時代から一転、裕福な家庭の職を持たない浮世離れした代助の「それから」。
恵まれた環境に育っただけに現実を直視せず生きることを覚えた反面、恋愛に関してのみ年齢を重ねるごとに素直になり、人妻を愛し、悩む代助の心情が非常によく描かれています。
「それから」というタイトルは三四郎のそれからではなく、代助のそれからを読書に投げかけるためのキーワードなのだと感じました。
そして、そのキーワードの答えを見つけるべく、これから「門」を読もうと思っています。
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2007年3月9日
前期三部作の二作目。本作は表面的に読めば、主人公代助の「義理を取るか愛を取るか」の煩悶の末、最後に愛を取るという劇的なラブ・ストーリー。また、"高等遊民"代助が感じた日露戦争当時の世相への批評を綴った随筆風読み物とも取れる。後者の場合、三千代との恋愛も巷談の一つに過ぎない。不可思議な小説である。専門家の間では評価が高いようである。これは近代に暗雲を感じていた漱石が、"高等遊民"として自己の世界で安閑としていた"個"の代助が、恋愛を通じて文明化された社会と係る危うさを扱っているからであろう。「文明の進歩が個人に幸福をもたらすか」、と言う不変のテーマを扱っているのである。

「虞美人草」、「三四郎」であまりに能動的・魅惑的な謎の女性を描いた反動で、本作の三千代は地味に描かれている。しかし、結局結末に至って、三千代は代助を惑わすのである。三千代の覚悟を決めた潔い告白に代助は戸惑ってしまうのである。代助は本当に三千代を愛しているのかどうか読者には判読できない。ここに漱石の女性観とそれに対する男の身の処し方の不安が現れていると思う。

代助の心理描写が盛んに行なわれ、「源氏物語」ではないが男どうしの女性論がしばしば語られるのに対し、三千代の心理は語られない。「女性=理解できない存在」という観念が漱石にあると思う。そして、この「女という超越した存在と男との関係」というモチーフが最終作「明暗」(未完)まで続くのである。
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