上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0うーんこの
2024年2月2日に日本でレビュー済み
少年誌だからこれを言ったらおしまいなのかもしれないけど、少年要素を取り入れて失敗した感じ
逆にいうとこの作品ってその少年要素が薄かったというか、それだから個性が出て面白かったというか
自分は別に少年漫画によくある、試験でバトルでサバイバルでみたいなのも話に起伏を持たせられるのではって感じで肯定的に捉えようとしていたんだけど、それならそれでもうちょっと上手く作って欲しかったなと
まず一次試験で出てくるシュティレがトンデモ生物すぎるのに説明が何も無かったり、二次試験で出てくるゴーレムもゲームバランス壊れててギャグみたいになってたりで、色々と設定とか登場人物のリアクションが雑
それに加えてバトル系の少年要素で一番重要なアクション、戦闘シーンの漫画的な作画力の低さが露わになってしまったというか
コマ割がおかしいんですよね、4コマ漫画のような強弱のない淡々としたコマばかり連続していて読み手がどう反応すれば良いかわからなくなるっていう…動きも分かりにくくて、ちゃんと原作のシーンを魅せられていない
その結果王道バトル漫画の劣化版になってしまった感じ
動きを表現しきれなくて微妙になってるラノベのコミカライズとかによくあるパターン
特に二次試験が微妙だったなと思ってて、未踏破ダンジョンのゴールまで辿り着くってもうそれ魔法使い関係ないじゃんって思ってしまった
戦闘力の高さ=魔法使いとしての格みたいな感じになってて、この作品は設定とか世界観的にそうじゃないでしょと
バトルものって極論海賊でも死神でも忍者でもカッコ良くてアクションが面白ければ設定とか世界観がガバでも最高!ってなる事多いけど、この作品でそれをやろうとしてもね…実際出来てないし
多分、担当の方がもっとやろうとすれば多少は上手く調理できたんじゃないかなぁ
原作と作画の連携というか、別人である以上原作を上手く漫画で表現できないのは当然で、それを読者目線でアレコレ言ってブラッシュアップさせるのが編集者の手腕だと思うので
あるいは担当の人が原作にもっとバトル要素入れようみたいな指示をした結果上手くまとまらずこうなってしまったのかも
色々な人がツギハギで作り合わせたけど、全体のバランスを整えられなかったみたいな
まぁ今回の話の良い点もあって、フリーレンの分身が出てくる展開だったり、防御魔法が質量攻撃に弱いとかの設定が出てきたり、ゼーリエが魔法使いの試験を牛耳ってたりそう言うのは面白かったかな
ゼーリエとフリーレンは昔から変わらないもののフェルンは違うみたいな引きも良かった
今回は失敗という解釈をしておいて、今後に期待って感じですね