上位の肯定的レビュー
5つ星のうち4.0武士道VS騎士道
2009年6月1日に日本でレビュー済み
飯田健三郎氏の作品を初めて読み歴史背景、構成、展開等満足できる水準と評価できました。
福井晴敏氏監修と大きく書かれていますが、戦闘場面にのみ特化した様子で歯切れ良い展開は
飯田氏の持ち味でしょう。物語を直接の当事者でなく、祖父を語る形式にしてある事で主観に偏らず俯瞰的視点から捉えられていて迫真性を増しています。戦時の極限状態でも人間の誇りを失わない武士と騎士の真剣勝負に引き込まれますが、結末を知り安堵できる内容に出来上がっているのも秀逸と感じました。最後に駆逐艦に魚雷が命中した場合、即撃沈となるのではないかとの疑問を持ちました。