上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0謎の半分が分かり、そしてフォスはどうするか
2017年11月22日に日本でレビュー済み
ついに月人と先生の正体がわかり、
謎の半分が開示されたような巻でした。
あまりに想定外だらけで、フォス同様に私も大きく揺さぶられます。
「先生が大好きだから」と言ったフォスは見る影もありません。
まるで成長とともに何かを切り捨ててきたかのようです。
しかし、どれだけ成長しても何かに悩んでいる姿はフォスらしいと思いました。
ゴールはどこなのか、誰が敵で誰が見方なのかすら曖昧なまま、与えられた情報を元に全力を出そうとします。
それが本当に正しい行動なのか? それはまだ分かりませんし、これまでも分かりませんでした。
そして悩んでいるのはフォスだけではありません。
この巻は、最初の頃と同じくらいに先生と宝石たちが家族のように感じました。
ただし最初の頃とは違い、子どもたちが大人になったような印象です。
ただ純粋に大好きだった先生を、今度は疑うようになったフォス。
それぞれ育った環境で宝石たちは何を思い、どう行動するのか。
先生は答えをくれず、ただ慈愛だけ与えるのみです。
シンシャはいつだって正しかった。
そう考えるとこれから悪い予感しかしませんが、
謎のもう半分がわかった時何かが変わるのではないでしょうか。
昔は自分のことだけだったのが、そして今は宝石たちのことまで拡大して考えているフォス。
出口のない悩みに囚われ続ける宝石たち。
果たしてこれからどうなるのか。