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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.8
99
5つ星のうち4.8
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ブライアン・オーサーという指導者は、なんと教え子たちに惜しみない愛情を注ぐ人であることか。
いささかならず胸を打たれ、目頭が熱くなった。

この本に興味を持って手に取ろうとする殆どの人の最大の関心事は「羽生結弦とブライアン・オーサーの師弟がいかにしてソチ五輪を闘ったか」に尽きると思うが、個人的に本書の肝は、第2章「キム・ヨナ」にあると思う。
本書を「オーサーの自伝」として読むにも、この章が大きなターニングポイントとなる。
「チーム・ブライアン」がキム・ヨナを金メダルに導くまでに、いかに細かい配慮と緻密な戦略を積み重ね続けたかが、殆ど「ネタバレ」あるいは「種明かし」と表現したいほどの詳細さで、指導者の目線から綴られている。
日本人にとって、色々と考えるところのある核心が書かれているので、この章を読み飛ばさないことをおすすめする。
日本のフィギュア・ファンの中には、「浅田真央の最大のライバルのコーチだった人」という先入観だけで、残念ながらオーサーに好印象を抱いていない人もいるが、そのような理由から苦手意識を持っている人にも、本書を是非読んで欲しいと思う。

またピーキングや練習時間の精度などについての重要性が章をまたいで何度も語られるので、人を指導する立場にある人が読むにも、おおいに参考になると思う。
あとは、審査員はどういう演技を好んで高く評価するのか?ミスをしても得点を確実に稼ぐ選手は何が違うのか?といった現行採点ルールの攻略法にも触れているので「ミスや転倒があっても高得点が出るのは何故?」と素朴に疑問に思った経験のある人には勉強になるかと思う。

15歳当時、スケートを滑る楽しみや喜びを失った状態で、キム・ヨナという少女は母親に連れられオーサーの門を叩く。
彼女は笑顔も見せず毎日不幸そうであり、母親に「頑張れ」と叱られるたびに泣いていたという。
オーサーはヨナを「スケーターとしての人生を送るのではなく、普通の女の子になりたかったのでしょう」と述懐するが、それでも「この韓国人の少女と帰らぬ旅に出るのだ」と決意し、毎日泣いているヨナを理解しようとつとめていく。
スケートを滑る喜びや楽しさを思い出してもらおうと、細心の注意を払っていく。
やがてヨナが初めて笑った!とチーム・ブライアンは素直に喜ぶ。オーサーは自分を信頼し始めたヨナを導くことに全力を傾けていく。

そして国が彼女1人にかける凄まじい重圧を背負いながら、ヨナという内気な少女は大人のスケーターに成長し、変貌を遂げていく。
バンクーバー五輪は、ヨナによってもオーサーにとっても素晴らしい体験となったが、何故かこの直後に突然ヨナは、それまで築いたオーサーとの関係を、一方的に完全に断ち切ってしまう。
「いつか彼女の結婚式に呼ばれて、父親気分で泣いたりして、ヨナとの人生はずっと繋がっていくのだろうと思っていた」
全霊をかけて1人の少女を導いたオーサーが、ヨナから突如突きつけられた「別離」にいかにショックを受けたかが、正直に綴られている。

傷心のオーサーを救ったのが、羽生結弦とハビエル・フェルナンデスという、才気溢れる「二人の息子」との出会いだ。
ヨナは常に「自分がお姫様」でなければならなかったが、羽生とフェルナンデスは性格は真逆ながら「お互いのことが大好き」で仲が良く、ともにオーサーを敬愛している。
そして二人ともスケートを楽しみ、自分の意思で喜んで滑っている。
ヨナには「滑る喜びを与えてくれた父親のような存在と思ってくれていたら」とオーサーは今も彼女の幸福を願うが、ヨナ本人がどう思っているかは不明だ。
本書は無論オーサー視点で書かれているから、ヨナ視点での見解や反論はまた別にあるだろう。
いつか彼女が本音を語ることがあるかもしれないが、口を噤んだままかもしれない。

フェルナンデスは屈託なく言う。
「今まではスケートをしていても孤独だったけど、今は違う。ブライアンはお父さんみたいな存在」
この言葉を聞いて、オーサーはさぞ嬉しかったことと思う。
そこに「自分の若い頃にそっくり」な羽生結弦が加わることになる。
オーサーは言う。「チーム・ブライアンは最高!ユヅルが加わったシーズン、私はそう思いました。」

手のかかる愛すべき息子、フェルナンデス。若き日の自分にそっくりで、双子の弟のような羽生。
この二人が、オーサーの愛情に真っ直ぐに応えることで、オーサーは救われたのだと思った。

本書のキム・ヨナの章で我々日本人が読み取らねばならないのは、異常に加熱した報道を繰り返し、極端な重圧をかけることで「羽生結弦を潰してはならない」ということだ。彼は既に次のオリンピックを見据えている。
2014年の「NHK杯」出場をめぐっては、各メディアが馬鹿げた狂騒を連日にわたり繰り広げた。
浅田真央は休養中だというのに、公の場に出るたびにバカの一つ覚えのようにマスメディアに進退を問われる。
このような愚かしいプレッシャーを、世界王者に課す愚行を繰り返す国であってはならないと痛切に思った。

2014-2015年シーズンの初戦では、衝突事故による怪我という衝撃的なアクシデントに見舞われた羽生だが、次のオリンピックまでにはまた、様々な不遇や浮き沈みがあるだろう。
怪我やスランプに苦しみ、氷の上で滑ることもかなわない時もあるかもしれない。
オーサーは最後に、羽生に宛てたメッセージの中でこう語っている。
「ユヅルはもっと格好悪いところを見せても大丈夫。日本のファンは待ってくれる。苦しむ姿にも共感してくれる。
それに、ユヅルがどんな状況であれ、チーム・ブライアンがいる。」

自分の損得は関係なく人間を愛し敬い、教え子をこよなく愛するブライアン・オーサー。
羽生は「自分はアスリートなのに、芸能人のような扱いを受けることに困惑する」と本音を吐露するが、それはまさにカナダの大スター選手だったオーサー自身が経験し、通った道だ。対処法は十分に心得ているだろう。
この頼もしい「チーム・ブライアン」が付いている限り、雨の日も晴れの日も、羽生結弦は何度転ぼうと前を向いて歩き続けることができるだろうと確信に至った。
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2015年2月22日
発売と同時に購入し興味深く読みました(羽生選手ファンなので)。
数ヶ月後の今再読してつくづく思ったことは、スポーツは根性論とか感情論だけでは
目の前に立ちはだかった壁を超えることは難しいということです。
わずか0,01ポイントを上げるために、関わる人間の経験と知恵と協力が必要なことは
世界でトップを競うなら当然のことですが、はたして現在日本にそこまで科学的なアプローチを
している競技がどれほどあるのだろうかと考えざるをえませんでした。
クリケットで思う存分練習したことで、羽生選手自身が思うこともたくさんあったのじゃないかな。
クリケットの科学的アプローチと羽生選手の強靭なメンタルと才能がうまく化学反応を起こして
今の、そして今後の彼があるのだと思います。
自分自身他競技の指導をしていますが、指導者としての立ち位置や指導論の両面でも
開眼させられる1冊でした。
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2014年11月23日
「はじめに」を読んで、ブライアンオーサーコーチの人柄に驚いた。
まず最初に、羽生選手をこれまで育てたコーチへの敬意が述べられている。
素晴らしい業績を残している自分の本なのに。

キム・ヨナ、羽生結弦、二人のオリンピック金メダリストを育て、欧州チャンピオンフェルナンデスを育て、世界ジュニアチャンピオンナム・ニューエンを育てたにも関わらず、それを自分一人の力ではないという指導者。
頭ごなしに練習をさせていくのではなく、自分で考えさせ、みちびき、生徒に寄り添って指導して行く姿が読み取られます。

羽生選手との対談では信頼関係が厚いことが感じられ、オリンピックで金メダルを取ってもあまり喜んではいなかったが、ブライアンが喜んでいたので、うれしくなったという対話が心に響きました。
キム・ヨナとのこと。フェルナンデス選手のこと、苦悩して考えて工夫してチームで戦っていく姿が描かれています。

オリンピックの舞台裏とみてもよし、羽生選手のファンとして読んでもよし、です。
買って、一気に読んでしまいました。そして二度目、じっくり読み返しています。

そして、素晴らしい選手を育て上げた名コーチのことについての本ではあるが、生徒やあるいは子供を育て導くにあたって、どうすべきなのかをも考えさせられました。
0コメント| 245人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
「私は多くの出会いに恵まれ、信頼できる人、才能のある人たちと共に日々を過ごしてきただけのことなのです。コーチとして成功を収めたと言われる私がいま忘れてはならないのは、選手を支えてきたあらゆる人々への尊敬と感謝です」(ブライアン・オーサー)。
「僕の考え方を阻害しないように気を遣いながら、僕にとって一番のジャンプのフォームとか、練習プラントか、ピーキングとかを考えてくれる。僕だけじゃなくて、それぞれの選手に対して合っている個別のメソッドを探して、確立してくれるんです」(羽生結弦)。

選手時代にはオリンピックで2大会連続銀メダルを獲得し、プロ・スケーターからコーチに転身してからは2014年の羽生結弦の金メダルなどを支えたフィギュア・スケート・コーチの本。冒頭は羽生結弦選手との対談となっており、それ以降はスケートを始めた経緯やライバルとデッドヒートを重ねて0.1ポイント差で金メダルを逃した1988年のカルガリー大会のことなど、選手時代及びコーチになってからのことが綴られている。

コーチとしてのキャリアを本格的にスタートさせたのはキム・ヨナが最初のようだが、本書を読みながら、この人がいなければ、当初は毎日練習中に泣いていたというキム・ヨナのバンクーバー五輪での金メダルは無かったのではないかと思った。あの「007」のプログラムもそうだし、本書の終盤に出てくる「演技構成点(PCS)」と「技の出来栄え(GOE)」へのこだわりは、まさにその成果といえる。

「放っておくと、1日中寝ています」という、ハビエル・フェルナンデス選手に関するエピソードの数々はとても面白い。いかにもスペイン人らしいが、ライバルである羽生結弦選手がチームに加わると聞いたときも妬んだりせず、「それはすごいねえ!」と言う大らかさだ。そして、つねに全力で演じる羽生選手は、「ユズルは若い頃の私にそっくりな双子の弟のようなものです」という。愉快なハビエルと一生懸命のユズルという同じチームの対照的な性格の2人は、練習中に一方が転倒したらもう一方が手を差し伸べ、一方が4回転を決めたらもう一方が拍手し、ガチガチに張り合うわけではなく、お互いに大好きなのだ、と紹介されている。

ソチ五輪の舞台裏についてもページを割いて語っている。羽生選手の最大のライバルであるパトリック・チャンとの勢力図が変わった福岡でのグランプリ・ファイナル。結果的にミスはあったが、実は練習の時点で見えていた勝利。選手を消耗させたソチ・オリンピックのスケジュールへの疑問も書かれている。

コーチとしては、「パッケージング」「マネージング」「モチベーティング」の3つのテーマを重視しているという。チームの中のコーチ同士の役割分担についても説明している。ISU(国際スケート連盟)の採点ルール変更へも常に注意を払うし、メディアとの関係や、ソーシャルネットとの付き合い方にも配慮している。

本書を読みながら、このコーチが短期間に世界から注目を集め、多くの選手が教えを求めるようになった理由の一端がわかった気がした。まず、人柄が素晴らしい。謙虚で、全ての選手や関係者に敬意を払う。コミュニケーションを大切にし、選手ひとりひとりの個性を尊重し、観察し、各自に合った指導を行う。その一方で、基本であるスケーティング技術を重視し、それぞれの技術やクセを見つけながら、4回転に挑戦する前にスケーティング技術を徹底的に教えるという方法を堅持する。タイプの異なるフェルナンデスと羽生選手をいつも対等に扱っているというのは、日本向けの本でありながら、最初の対談以外は必ずしも羽生選手のことばかり突出して書かれているわけではないこの本の内容からも察することができる。また、選手たちだけではない。チーム・ブライアンを構成するコーチたちは20人以上もいるのに、8年間一人も辞めていないという。

あの羽生選手のコーチということで手に取った本だったが、この名コーチがスケートの世界のケーススタディを交えて語るコーチングのポイントには、人を教えたり指導したりする立場の人にとって参考になることがいろいろ含まれているなと思った。
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2014年12月17日
私たちが試合で見る選手の演技は たった数分のことですが、選手はその数分の為に 長い間努力を積み重ね、支えるコーチ陣も いかに計画的に練習のスケジュールを組み立て 様々なシミュレーションを行い、周到に準備をして その瞬間にかけているのか…という一端を 垣間見ることができる本だと思います。

個人的には、キム・ヨナ選手がバンクーバーオリンピックで金メダルを取るまでの課程の章が、とても興味深いものでした。

浅田真央選手 vs キム・ヨナ選手という構図が ブライアン対決と言われた自身のオリンピック経験と非常によく似ていたことから、その経験を最大限に生かし どのようにキム選手を導いたかなど、これまで多くの日本人が知らなかったであろう秘話が語られています。

浅田真央選手を取り巻く環境については 私は詳しくは知り得ませんが、チーム・ブライアンは キム選手の為に全員が一丸となり、これほど細心の注意を払って 驚くほど完璧な準備をしたのだという事実を知ると、正直 これでは浅田選手が負けても仕方がなかったのでは…と思ってしまいました。

別の本ですが、『オーサーコーチはISUの採点方法を非常によく理解しており、また 狙った大会に選手のピークを持ってくるのが とても上手い』と評されているのを読んだことがあります。

オーサーコーチ率いるクリケット・クラブは、スケーティングやスピン、振付など 要素ごとにスペシャリストの指導者を揃え、それぞれに足りないところを補い合って 選手を全員で支える共同体であり、更に コーチは自分のスタイルに選手を従わせるのではなく、選手の個性に合わせて最良のアプローチを模索する手法をとっているそうです。

自分の基準ではなく その選手ごとの個性に合わせる…これは 子育て中の私にとっても まさしく見習わなければならない事です。

「フィギュアスケートで最も重要なのは コーチ選び」と言われるように、羽生選手が悩みながらもオーサーコーチの元に移ったのは 結果的に大正解だったのでしょう。試合をTVで観ていると 羽生選手がオーサーコーチをとても信頼している様子を窺い知ることができますが、この本を読んで 納得できる気がしました。

羽生選手には ぜひこのまま信頼関係で結ばれたオーサーコーチの元で練習を積んでもらい、次のオリンピックでも 素晴らしいパフォーマンスを披露して頂きたいですね。そして 今度こそ自分が納得のできる「悔しくない試合」で金色に輝くメダルを手にできることを願い、応援したいと思います。

ファンにはたまらない 裏話が満載の本です。
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2014年11月23日
とても読み応えのある本でした。
オーサーと羽生選手の対談に始まり、五輪までのコーチングの裏舞台などが書かれています。
とっても理論的で、でも暖かいオーサーのコーチングは、会社で後輩を指導したり、子供を育てたりする時にも役に立ちそうな視点があり、考えさせられました。
また、羽生選手のスケートに対する真摯な気持ちや、彼の性格なども良く語られており、より応援したくなりました。
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2014年11月30日
当初買う予定はなかったのですが、評判が良いので購入しました。

羽生選手を双子の弟のように自分にそっくりというオーサー氏の、現役時代の選手生活や葛藤はとても興味深いものでした。

オーサー氏と羽生選手は考えやスケートに対する情熱が似ていて、オリンピック後の状況などもよく似ています。
そんな彼だからこそ羽生選手を理解し、手助けできるのはオーサー氏しかいないと感じました。

また、策士といった印象だったオーサー氏の実は本当に情に厚い温かい人柄を知ることができます。
本書の「私たちは家族であり、ここで教えたことが彼らの人生の一部になる」「最大のゴールは、試合に勝つことではなく、彼らの人生を豊かにすること」といったオーサー氏の言葉が胸に響きました。

今、羽生選手は困難に立ち向かっています。
オリンピック金メダル後の周囲の反応の変化、進化し続けたいという思い、そして中国杯での事故・・・
羽生選手への「苦しい時もファンは待っていてくれる」というブライアンのメッセージに一ファンである私も勇気づけられました。
チームブライアンを信じてこれからも応援し続けようと決意した一冊でした。
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2014年11月29日
本書は、羽生結弦選手を指導する、ブライアン・オーサーコーチの半生と、教え子たちとの今までと現在、そしてこれからのビジョンが記された本です。

一読してまず感じたことは、オーサー氏は、父と母を合わせたような大きな愛で教え子を包みこんでいるな、ということ。
このような暖かい存在に見守られて、競技に打ち込める教え子達はなんと幸せなのでしょう!

オーサー氏は、大御所的に「私についてきなさい」というタイプの指導者ではなく、教え子に自分の方から歩み寄って、それぞれの長所
を伸ばす指導者です。
彼自身が二度のオリンピックで銀メダルを獲得した元選手であることで、競技者としての経験に基づいたアドバイスも重みがあることで
しょう。
また、競技で教え子の夢を叶えるということにとどまらず、彼らが競技引退後も続いていく人生において幸せになることを望み、実際に
その為にあらゆる手を尽くしています。

トップクラスの男子選手を二人抱える身であるため、試合時の体のやりくりや、目配りの苦労など、まるで兄弟育児に奮闘するお母さんのよう!
タイプのちがう二人(羽生選手とハビエル選手)がお互い刺激し合いながらも、お互い大好きで尊敬し合っていて、チームの雰囲気はとても良いとのこと。
オリンピックを控えた時期、「チーム・ブライアンは男の子が二人いてよかったな」と思ったというオーサー氏。
この感想、二人の息子がいる私には大変リアルで共感できる感情であり、ほほえましく幸せな気持ちになりました。
現在は、シニアに上がったナム選手もいますから、さしずめ三兄弟の育児で、ますます幸せながらもてんてこまいの日々というところでしょうか。

その一方で、オーサー氏の冷静沈着な軍師の一面も浮かび上がってきます。
各分野の専門家を率いてチームで指導し、常にアンテナを高くし人脈を駆使して、最新の情報を収集・分析。
勝つためになにをすべきか、何を重視すべきかを見極めて指導にあたっています。
二度金メダルを獲らせたというのは、決してたまたまではなく、選手自身も含めたチームの努力と、確かな戦略の賜物であったことがうかがえます。

そんな訳で、バンクーバー五輪、オーサー氏が指導したのがキム・ヨナ選手でなく、浅田真央選手だったら、彼女が金メダルだったのでは・・・などと余計なことも頭をよぎってしまいます。
でもそうしたら、ソチ五輪の前に羽生選手が師事することがなかったかもしれず、歴史に「もしも」はやはりないな、とも思います。
羽生選手にとって、オーサーコーチとの出会いは幸せな運命であり、またハビエル選手や羽生選手を指導することがオーサー氏の人生にとっても、幸せをもたらしたのだなと感じられて嬉しくなります。

教え子の幸せを常に思うオーサー氏、キム・ヨナ選手との関係が絶たれてしまったことは、詳しい事情がわからない私にも残念に思えました。
いつかわだかまりがなくなって、ヨナさんと思い出を語り合えるような関係が取り戻せたらいいですね。
また、オーサー氏が言うように、次の五輪では成人となっている羽生選手と、喜びのお酒を酌み交わすという夢が叶いますように!!
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2014年11月27日
本来ならライバルに自分の手の内を見せたくないはずなのに、そこへあえて飛び込んでいった羽生選手。
そんな羽生選手をさらーーっと受け入れてしまうフェルナンデス選手のナチュラルさ。(器が大きい?)
この二人が本当にいい化学反応を起こしてお互いを高めあってることは奇跡のよう。
それを温かく見守り平等に扱い、才能を開花させたクリケットクラブのコーチ陣が素晴らしい。
皆にとって良い出会いだったんだと思いました。
0コメント| 57人のお客様がこれが役に立ったと考えています. このレビューは参考になりましたか?はいいいえ違反を報告
2015年1月9日
子育てや人材育成にとても参考になった。
やらされ感ではなく、自分が今何をやりたいのかを引き出させるヒントになった。
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