上位の批判的レビュー
5つ星のうち3.0オリバーの過去や3番目の復讐の達成など内容は盛り沢山だが、くどくて面白さを感じにくい。
2022年9月10日に日本でレビュー済み
個々の内容でみれば盛り沢山なのですが、構成が悪いせいで、読みにくくて、
勢いがつきにくく、面白さを感じにくかったです。
長期シリーズのキャラ補正がなかったら、評価もっと下げてます。
前の巻でバトルやよくわからない異世界処理とかあり、そこでの感想も構成悪いと書いた気がしますが、続けて悪いです。
今回で、トーナメントや生徒会選挙の決着もつくのですが、それなら前巻につめて、内容まとめて、何をその巻で描くかはっきりさせたほうがよかったように思います。
まあそれをしたら前の巻のくどさが増したでしょうが。
ようは構成がうまくいかないから分散して、そのうまくいかなさを薄めたようなものです。
今回の章構成も悪く、数ページのプロローグはともかく、1章は80Pほどで、前半はおかしいカティの前巻からの反省会。後半はまた上級生の試合など。
2章が、50Pほどで、ゴッドフレイたちのトーナメント最終戦。
3章が100Pほどで、剣花団を中心とした恋愛ドラマ。
4章が200Pほどで、デメトリオとの戦いと、オリバーの過去回想。
確かにオリバーの過去に何があったかとかは知りたい話しではあったのですが、
宿敵とのバトル中なので、バトルも回想も中途半端感がしました。
異世界との狂いなども考えたら、トーナメントは前巻でけりをつけ、前巻のトラブルを今巻の最初に持ってきた方が、何を描きたいかがわかりやすかったと思います。
作者さんがダラダラ思いつくままに書いていりように見えました。
週刊連載バトル漫画みたいな展開なので、完全にダメとは言えませんが。
決戦始めたと思ったら、長い回想入るとかも連載漫画ぽいです。
ただ文章の小説でこういう構成は読みにくいです。
ある意味、1度ネットにあげた文章を1冊にうまくまとめようとする「小説家になろう」出身の作家さんのほうがまだうまい構成の本だしてくれます。
途中のメロドラマかというグダグダ展開も重くなってきて、最近の電撃の多角関係ドラマぽさでうざく感じました。
このジャンルそのものは最近の人気といえるもので、その流行取り入れでしょうが、
何でもかんでものぶちこみはやはり重く感じます。
文章も「おまえはなんだ」みたいに自分で自分に話しかけるようなくどいものが多用されて、
モラトリアムな思春期学生といえばそんなものかもしれませんが、分量や構成の悪さとあわさり、くどさをましています。
某グルメな山とか海の人風なら
「自分の凝った盛り付けや料理を出すことばかり頭がいき、それ食べる客のことを考えていない雑な作りの料理を出している」
とかな感じでしょうか。
魔法バトルも理屈をこねていますが、作者さんがそこまで魔術オタクじゃないからでしょうが、理屈説明なだけであまり面白くないのも魅力が弱いひとつだと思います。
オリジナル要素も加えますが、そこをアレンジしてる魔術バトルを描いた作品届いていないです。
魔術理屈こねるより、バトル漫画らしく勢いまかせのほうがいいかもしれない気がしました。初期の巻のほうが勢いがあって面白いかなぁ。
面白いキャラ出しての長期シリーズなので、グダグダにならず立て直して欲しいです。
とりあえず3人の復讐果たして箸休めなのか、次の巻は学園の外に出ての休暇の事件という感じの話になるみたいですね。