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カスタマーレビュー

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2010年7月5日
良書です。購入前はタイトルから「初心者向けか?」と躊躇しましたが、内容は中級者以上の方が実践して役立つ1冊です。僕はタイムはここ数年現状維持で、練習もマンネリ、仕事もあるので練習の日数も毎年変わらず、そしてスピード練習は苦手でした。しかし、この本ではインターバルで心臓や脚に強い負担を与えてやる、しかも週に1回でも、5分jog、5分全力でも効果はあるという一文で物凄く気持ちが楽になり、インターバルを取り入れられました。同時に週で長く走る日、インターバルの日、jogの日等、前もって予定を立てられるようにもなりました。LSDとインターバルをやり、実際先月のフルでは自己2番目のタイムを出し、今年中にベストの期待も持てました。フルをある程度の回数を完走したら、ゆっくり長く走っていてもタイムは伸びない、、、という事は身をもって感じていました。スピード練習の必要性はわかってはいましたが、この本が僕の背中を押してくれました。まだインターバルは週1回のみですが、心も身体も大きくなっている実感があります。名匠の言葉は僕の魂に響きました。浅井さん、金さん、弘山勉さん、そしてこの1冊の合計4冊は、社会人ランナーの教科書と言っても過言ではありません。仕事も頑張りながら、ランナーとしても毎日頑張る仲間の皆さんへ自信を持ってお勧めできる1冊です。
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2014年7月14日
本書の真髄は『はじめに』のP.3に以下のように書いてあります。

「トレーニングに負荷をかける」と。
それがなぜなのかが後の180頁ほどで説明されています。

毎日5km、または毎日1時間走っている人でもフルマラソン出場時
30km付近で立ち止まり、あるいは座り込んでしまうそうです。
それはトレーニングに負荷が伴っておらず、脚が作られていないからだと小出監督は言います。

逆にトレーニングに追い込みの要素を取り入ると、週3日の練習でも脚が作られて
フルマラソンでサブフォー、サブスリーを記録できるようになるそうで、
小出監督と関わった一般の方の実例も記されています。

私は趣味でスポーツをしていますが、本書を読んだ後、
スポーツ時に自分が自分を追い込むということを本能的に避けていることを痛感しました。
大人になると自分を追い立ててくれるコーチや監督のような人はいなくなります。
私はもちろん、周りの人を見渡しても息を弾ませていません。
無意識のうちに自分でブレーキを踏んでいることに気づきました。

そのかわり、本書を読み毎回の練習は息が上がり苦しいところまで自分を追い込むように
したところ、1ヶ月後くらいから効果があらわれ、それまで1時間ほどしか動けなかった
体が、2時間、3時間とスムーズに動けるようになりました。

自分を追い込むことが自分を強くするということは、
何もスポーツだけではないように思います。
仕事も、勉強も、遊びだってそうなのかもしれません。

負荷が自分を強くするということは、あらゆることに通ずる真理のように思えます。
それを教えてくれた小出監督に心から感謝します。

また物腰柔らかくお人柄を彷彿とさせる文体や、3日坊主にならないためには
頑張り過ぎないことなどの読者への気遣いもなにかとても嬉しい気持ちにさせてくれました。
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2009年12月3日
初級・中級クラスの市民ランナーが10キロ、ハーフ、フルマラソンを完走するための練習法や心構えを、愛情あふれる小出節(というのか?)で紹介する。毎日同じ距離を同じペースでだらだら走っていても走力は上がらず、適度に負荷を掛ける(全力走を織り交ぜる)のが良いということと、頑張りすぎないこと、そして練習量は決して裏切らないこと―など市民ランナーへのエールが満載。シューズ選びやレース直前の調整練習のやり方も参考になる。巻末には腹筋や背筋など補強練習のイラスト例示もあり、日々の練習の心強い味方になりそう。
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2016年3月7日
初めて、ハーフマラソンを走るに当って「マラソンの練習って何すんの?」位のつもりで購入。トレーニングに関しては金哲彦さんの著作と同じような組み立て方だと感じました。ただ「追い込む」という事を力説されていたのは興味深かったです。買ってよかったと思わせてくれたのはレースの進め方の話。本書を参考に出だしは慌てず無理せず進み、後半に余力を残して最後5kmをペースアップして走った結果、辛くならず気分良く走れました。最初の1-2kmで「どけよ邪魔だよ」と言わんばかりに張り切って抜いていった人たちの多くが12-15kmあたりから沢山歩いていました。「なるほど市民ランナーでレヴェルの高くない層は、張り切って後半バタバタが多いのだな」と思った次第です。
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2011年5月8日
高橋尚子などの一流選手を育てた小出監督が一般ランナー向けにマラソン練習法を紹介した本。ポイント練習などの組み立て方など参考になった。ただし、この本に書かれている練習内容は初心者向けではない。サブフォーぐらいの走力を持った人がサブスリーを狙おうという人向けのような気がする。これまで、ほぼjogしか行っていなかったけど、この本を読んで、月に2回ぐらい足を作る練習を取り入れています。
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2010年10月18日
フルマラソンで3時間切ることを目標に、毎日10km以上走っていましたが全然達成できませんでした。
たまたまこの本を読んだら、凄いショック。
今までの練習内容が間違っていました。
この本をきっかけに、今までの考え方を改め、練習内容を作り直し、3時間が切れるように頑張っていこうと思っています。
初心者には読みやすい内容だと思います。
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VINEメンバー2012年12月14日
ちょうど1年前にランニングを始め、そのとき最初に購入した本です。

この本が良いのは著者が有名、かつ、実績もある人なので、素直に信じてしまうところでしょうか。
語り口(書き口)も何か人懐こいところもあるし、Qちゃんが、とか言われると何かリアルです。

レベル的には私のような初心者レベルから対応していますが、決して初心者だけ向けではなく、かなりの経験者まで対応しています。
何せQちゃんの練習法や調整法まで書いてあるのですから。

結論から言うと、私はこの本の通りに実践して、一年後、フルマラソンを完走でき、しかもタイムは四時間をちょうど切ったものでした。
他の本も結構買いましたが、内容は結構ラップしており、この本でほとんど足りてしまうでしょう。

まず、ゆっくり走る。そして負荷をかける。その練習方法、スケジュールの組み方、また、本番前の調整法、本番のときの心構え等、有名ランナーのエピソードを交えながら楽しく読めます。
フルマラソンを目指す人は当然、また、単に健康のために走り始めた方にも、非常に参考になる本かと思います。
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VINEメンバー2014年9月30日
練習方法などに関しては、他の方がレビューをたくさん書いているので控えますが、
「脚を作る」という小出監督の表現が好きです。人間の脚を、完全に制御することは
難しいのでしょうけど、努力を脚に積み上げていくようなニュアンスがあるからです。

それはともかく、この小出監督は本当に勝負師ですね。
高橋尚子選手の金メダルは、監督の勝負勘がなければ、実現しなかったと思いました。
コースを読み、ライバルを読み、レース前の脚作りから、決勝当日の走り方までしっかりと
策を練っていたようです。本書を読んで驚きました。

小出監督は高橋尚子選手の実力は、五輪での最大のライバルであった
英国の「ポーラ・ラドクリフ」と五分五分かそれ以下で、
そうは言ってもレースの組み立て方次第では、勝機ありと踏んでいたように読み取れます。
前半で飛ばして差を付けたうえで、逃げ切り型のレースを想定し、脚作りを高橋尚子選手に指示したそうです。

ただ、高橋尚子選手が前半に飛ばして差をつけたとしても、
小出監督は、ラドクリフがレース終盤に高橋尚子選手に迫るだろう。
そしてなんとか逃げ切れるはず・・と考えていたようです。実際レースはその通りに運びました。
(でも、危なかったなあ・・とも回顧しています)

勝機に賭けて、本当に勝たせてしまう。こういう監督というのは素晴らしいですね。
勝負師かくあるべしという感じです。なんだか、イメージだけでいうと山本五十六元帥みたいです。
あの人は普段ポーカーばかりしていたらしいですけど。
勝負においては何かに「賭け」なければならない、と本書を読んで改めて思いました。

安全な道ばかりでは、「ふつー」の結果しか得られない。
こういう山っ気のある人って、最近排除される傾向にありませんか?政治家でも研究者でも
アスリートでも、サラリーマンでも。真面目なんだろうけど面白くなさそうな顔をしている人が多い。
もう少し、こういう山っ気のある人を起用すれば少しは閉塞感も打破できたりしないかなと。
「イノベーション」と呪文ばかり唱えて、失敗はしないけど「ふつー」の結果ばかり。
案外改悪したりしてします。いずれにせよ、そんな人ばかりでは組織は固まりますよね。

話が逸れましたが、
小出監督の一世一代の賭けに乗り、その通りのパフォーマンスを発揮し、
金メダルを取った高橋尚子選手も、素晴らしいアスリートだったと思います。
日本人は金メダルを取った直後は、選手をちやほやします。ただ、そのあとは扱いが冷たいですね。
もっと彼らに尊敬の念を持つべきだと、独りのアマチュアアスリートとして思います。
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2010年3月10日
速く走れるようになるには、心肺機能を鍛えること、そして筋肉を鍛えること、この2つが必要。これがわかると、ただゆっくりたくさん走ってもタイムが伸びないことが簡単に理解できる。マラソンを始めたころは少し走るだけでもきつい。そのうち同じ距離・時間を走るのがだんだん楽になってくる。楽なまま走っていても、心肺や筋肉は鍛えられないていないので、タイムが伸びない。

そこでやらなくてはいけないのがスピード練習。1kmを全力で走り、5分ぐらいジョグ、そしてまた1kmを全力で走るというようなインターバル走、徐々にスピードを上げて最後は全力で走るビルドアップ走などが紹介されている。

健康維持のためというより、レースに出てタイムを伸ばしたいと思っている本気のランナーにおすすめです。
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本書の要旨は、マラソンの練習には筋力増強の要素が不可欠である、ということです。
小出監督は、フルマラソンを走り切るためには、漫然とした練習から脱却することが肝心と説きます。
練習には、走力を高めるための日常練習と、レースに備えた体を作るマラソン大会直前の練習の2種類があります。

「走力を高めるための日常練習」では、1週間を単位としたメニューで構成され、全力走による脚の筋力を強化する「脚作り」と、スピードに変化を着けて持久力を着ける体力づくり(フィットネス)を行います。
本書には、豊富な練習メニューが紹介されています。
なお、マラソン初心者は、ウオーキングから始めることを薦めています。
ウオーキングの中に早歩きやジョギングを組み合わせて、スピードに変化を持たせて強度を高めることで、減量と走りの体作りを図ります。
体重を絞ることで、足首、膝、股関節の障害を防ぎます。

ランニングフォームは体が出来てくれば自然と整うので、意識する必要はないというのが小出監督の考えです。
ほとんどの一般ランナーはピッチ走法になるそうです。
ピッチ走法は着地の衝撃が小さく地面を強く蹴らないので、ランニングを始めるときの基本フォームでもあるそうです。
練習メニューは、飽きさせない工夫を加えたインターバル走法や緩急走法などが満載で、多彩で豊富な内容が紹介されてます。

「マラソン大会直前の練習」は、レース展開を想定して、練習メニューを作ります。
・前半からハイペースが予想されるレースであるならば、当日の脚を軽くするために軽度のトレーニングにします、
・前半がスローで、後半勝負のレース展開が予想されるならば、当日の脚を重くするために重いトレーニングをします、

「レース当日の走法」は、練習してきたペースか、それより若干遅いペースで走ります。
・序盤(~10km)は、ランナーズハイに気をつけ予定ペースより抑え気味に走ります。
・中盤(10~30km)は、はやる気持ちを抑えてペースを維持して走ります。
・終盤(30km~)は、疲労で足が止まりやすいので、歩幅を狭めてピッチのリズムを維持することが大切です。
 給水などで止まってしまうと再度走り出すことが大変になるそうです。

経験豊富な小出監督ならではのユニークな指南書です。
質を伴わない練習は成果が出ないということで、適切な負荷の掛け方を分かりやすく解説しています。
語り口が上手なので、スポーツのエッセーを読んでいるような楽しい内容です。
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