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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.5
7
翻訳百景 (角川新書)
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2017年3月17日
著者が訳された本は残念ながら読んだことがないのですが、「翻訳者のエッセー」に関心があって、読みました。

有用だと感じたのは次に引用したような仕事への姿勢です。
「目立つための努力はした。例えばリーディングはニ・三週間後の締切になることが多いが、それを3日で仕上げて、他に何かないかとこちらから尋ねたこともある。」、「大勢の候補がいる中で自分を選んでもらいたかったら、締切は「守る」ものではなく、「攻める」ものだと考えていたからだ」(139頁)

また、ごくごく個人的な感想になりますが、

著者が教えていらした中学受験の学習塾では「中学受験の結果で最も良いのは「努力して落ちること」、二番目は「努力して受かること」、三番目は「努力しないで落ちること」、最も悪いのは「努力しないで受かること」というモットーがあった」そうです(144頁)。 

私は中学受験に失敗しており、そのことが結果的に良い結果に結びついたと考えておりますので、この言葉はしっくりきますが、この言葉に出会えたことに大きな感慨を覚えました。

その他、「中学三年で英検の二級に合格」(143頁)という披露されています。
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殿堂入りNo1レビュアーベスト100レビュアー2016年3月16日
 著者は『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳で知られる翻訳家。これまでも『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』(2009年)、『越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文』(2011年)、『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 リベンジ編』(2014年)と、英文和訳の術(すべ)を指南する書をいくつも上梓してきた人物だけに、この『翻訳百景』もそんな一連の書の延長線上にあるものかと勝手に思い込んで手にした次第です。

 ですが、これは著者が2012年に始めたブログに綴ってきた文章をまとめたもので、翻訳技術論ではなく、翻訳業に長年携わってきた中で見たこと、感じたことを記したエッセイ集といった趣の本でした。

 出版社の編集者との間ではどんな緊張感をもったやりとりがされるものなのか。
 著者自身がどんな経緯でエンターテインメント小説の翻訳家の道を歩むことになったのか。
 若い人たちに翻訳小説を楽しんでもらうためにどんなイベントを企画してきているか。
 そういう翻訳にまつわる興味深い事柄が幅広く綴られていて、まったく飽きることがありません。

 わけても私の関心を最も引いたのは、一昨年の半ばに62歳という若さで亡くなった名翻訳家・東江一紀氏の思い出を記したくだりです。
 私が東江氏の訳書で手にしたのは、ドン・ウィンズロウ『犬の力』と、東江氏にとっては遺作となったジョン・ウィリアムズ『ストーナー』の2作だけですが、それでも氏の紡ぐ日本語の美しさ、艶々しさ、そして力強さにはほれぼれとしたものです。
 その東江氏の没後、著者が尽力して各地で氏の遺した作品を広く読者に知ってもらうイベントが様々に企画されていたことを知りました。

 予想していた翻訳術指南本でなかったとはいえ、期待外れだと感じることは一切なく、大いに満足できる内容の書でした。
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2016年2月21日
本の前書きや後書きには、よく、編集者への謝辞が書かれているが、
それらは、単なる社交辞令かと思っていたが、本書を読むと、一冊の
翻訳書ができるまでに、どれほど出版社の人間が関わっているのか、
翻訳文を細かくチェックして、翻訳者と何度も何度もやりとりをして、
翻訳が完成して出版されていくのかがよくわかった。
翻訳書の誤訳を指摘する本がひところ流行ったが、あれは、編集者
の力量不足なのか、やはり翻訳者の実力不足なのか。
翻訳の現場の様子、題名の決め方(訳者が一人で決めるのではない)、
翻訳者への道や、読者との交流会の模様、翻訳者の苦労話や楽しみなど、
とても興味深く読めた。
本書を手に取る人は、翻訳に関心のある人も多いだろうし、英語の勉強
のヒントや役に立つ本などを知りたいのではないかと思うが、それら
についてはほとんど触れられていない。著者のブログには、私も読んだ
翻訳辞典のことが書かれていた。このブログが本書のもとになっている
そうだが、興味のある人は、ブログの方も読まれると良い。
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2016年10月22日
「ダ・ヴィンチ・コード」の訳者とは知らずに読んだが、「ダ・ヴィンチ・コード」の軽快な文章の秘密を知って、改めて唸った。
勉強や仕事で、言葉にこだわる日々を送っている人におすすめする。
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2017年12月29日
素晴らしすぎて言葉が出ない(笑) もっと有名になれ(笑) これからも期待!
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2016年3月19日
これは好き好きだろうが、
第4章の読書会やコンクール、それに(申し訳ないが)東江一紀氏のくだりは退屈だった。
第2章の「ダ・ヴィンチ・コッド」も余計だった。
それより「おわりに」で触れていた、翻訳講座・講演やEQの新訳などについて書いてほしかった。
買って読むほどの本ではなかった、というのが正直な感想。
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2016年2月15日
翻訳を志す人はもとより、英語が好きな人、本が好きな人、すべてにお勧めしたい。売れっ子翻訳者である一方、翻訳文学をもっと多くの人に読んでほしいと積極的な活動家としての一面があることも知った。
なかなか知り得ない訳者と編集者とのタグの組み方の話も面白ければ、著者の職人気質が垣間見える翻訳秘話も面白い。
そして最後の、故・東江一紀さんに捧げる一章は胸を打つ。

プロとしてたゆまない努力を続け、なおかつ仕事を心から楽しむ著者の姿は大きな刺激となる。
そして、本書を読み終えたとたんに何か本が読みたくなる!のである。
娘に、と買って自分では読んでいなかった『思い出のマーニー』が著者の共訳書とだと初めて知った(この共訳エピソードがまた興味深い)。これから読もうか、東江さんのどれかにしようか…。
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