Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: ダブルクロス The 3rd Edition データ&ルールブック クロウリングケイオス
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  • ダブルクロス The 3rd Edition データ&ルールブック クロウリングケイオス
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カスタマーレビュー

5つ星のうち3.7
3.7/5
106 件のグローバル評価
星5つ
46%
星4つ
15%
星3つ
17%
星2つ
8%
星1つ
12%
ダブルクロス The 3rd Edition データ&ルールブック クロウリングケイオス

ダブルクロス The 3rd Edition データ&ルールブック クロウリングケイオス

矢野 俊策/F.E.A.R.
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上位の肯定的レビュー

肯定的なレビュー›
積み本さん
5つ星のうち5.0世界観の芯の材料をクトゥルフ神話にしたifのダブルクロス世界
2021年5月2日に日本でレビュー済み
データやシステムについては正直わからないので飛ばします。ただ、クトゥルフ神話TRPGのGMの許可の元、かなり自由にでき戦闘がメインではないシステム。これとダブルクロスの、シーンで最終の戦闘までのルートが決まっていて、その戦闘がメインなシステムを混ぜたことに違和感を持って受け入れ難い人出たのかなと思いました。
その内エラッタがでたら実際にやってみようかしら。

読み物としては普通に楽しかったです。
冗長と言われていた文章に関しては、寧ろそれがクトゥルフと思い、読みたくて買ったところがあるし。シナリオの舞台として用意されたD市の年表、地図やフレーバーテキスト等。わくわくして読んでいました。
またダブルクロスを初めて知り、調べてリプレイを見た時に「UGNの善な組織感と影響力、つっよ...人類にも超人にも裏切り者と呼ばれる要素、素敵だからもっとピックアップして欲しいな...」と、ほんのちょっとガッカリを感じた人間なので、人類にも神話生物にも属せない裏切り者としての要素が強くなっていたことも良かったです。

誤字もシンドローム教師以外は特に気にせず読めました。聖徳太子も気にしませんでした...えっあれ間違いなの?余りに堂々としてるからチンギス・ハーン、源義経説みたいなとんでも日本史でそれを信じる飛鳥時代から続く一族なのかとばかり...
専門用語やそれの理解を前提とした説明不足は言われてみればいくつかあったかも?ただ自分はクトゥルフが好きで、ある程度知識がある身なので特に気にならなかったです。敢えて書くなら、コズミックホラーを前提とした考えについてとか、クトゥルフの魔術なんてリスクの高いもの必要じゃなきゃ基本使わない、ましてやオーヴァードとかいう超人にはいらなくない?とか?魔術に関しては自分の偏見が入ってるんで断言できないけど。

以上です。
プラスのバイアスがかかったレビューになりましたが、何かのお役にたてば幸いです。
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上位の批判的レビュー

批判的なレビュー›
Amazon カスタマー
5つ星のうち3.0サプリメントのタイトルは『ダブルクロス The Another Edition クロウリングケイオス』
2021年4月29日に日本でレビュー済み
【総評】
いつもの「データ! 戦闘! 格好いいRP!」って感じのダブルクロスではないです。
DX3rdの新ステージではなく、DX3rdを突然変異させた別バージョンとして遊ぶ分には楽しいシステムかと思います。
ルールやデータについてかなりの不備があるように思われるので、GMとPLはフィーリングを求められます。気心知れた仲間内でしっかりと合意形成しながら遊ぶなら、ホラーを十分に楽しめるシステムでした。
読み物としてはとても面白いですが、ルールブックとしては読みにくい代物です。
エラッタやFAQ、ステージの追加サプリ等の将来性も加味して☆3とします。

以下、個人的に感じた良い点と悪い点を並べていきます。

【良い点】
・クトゥルフ神話の世界観でオーヴァードをプレイする背景はしっかりしている
・人間からも神話生物からも裏切者扱いされるというのはダブルクロスっぽくて大変好み
・『シルバーキーカード』『ラピッドブレイク』『探索イベント(ロケーション)』等、使い勝手が良い上に通常ステージにも導入したい
・登場侵蝕値が固定となったため、通常ステージよりも多くのシーンを設定してシナリオをプレイできる
・新シンドロームの『アザトース』、エフェクトは効果が強いものばかりでステージ専用シンドロームとしてはかなり優秀
・シンドロームのルーツを決定する表があるのは新鮮で、キャラクター作成に楽しみが増えた
・装甲値や戦闘以外の技能などがバッドシティまでの環境よりも重要になっている
・シナリオの舞台となるD市について、詳しく設定されているため読んでいるだけで楽しい
・サンプルキャラクターの『墜ちた女神』が可愛い、特にアザトースシンドローム紹介ページ
・公式NPCに基本や上級に名前だけ出てきた人が登場しており、嬉しさを感じる
・公式NPCが魅力的でフレーバーテキストを読むだけで楽しい、三室戸ちゃんめっちゃ好き
・エネミーパークという新しい概念が追加され、SRSのようなエネミー作成ができる
・魔術という新しい処理が追加され、シナリオフックとして優秀
・魔導書に過去のリプレイキャラクターの名前が出てきており、嬉しさを感じる
・神格について、クトゥルフ神話TRPGのルールブックよりも分かりやすくまとまっている
・全体通してイラストが素敵
・公式HPに載っている『誰もいない駅のはなし』はCRC入門に最適、内容も大変すばらしく新ルールを遊び倒すことができた

【悪い点】
・「GMは格別の慈悲をもって」、「コントロールできると考えるのは人間の傲慢である」(原文ママ)等、ルールブックの記述が全体通して冗長かつ高圧的
・『ホラーとしてのダブルクロス』の部分が、長い尺を割いたお気持ち表明になっている
・侵蝕値の上昇タイミング等で基本ルールブックとの齟齬が発生している
・侵蝕値の誤りや射程の問題など、サンプルキャラクターに構成とデータ上の不備がある
・使用時の侵蝕値上昇が低いわりに係数が高いものが多いため『アザトース』一強すぎる、ハヌマーンやウロボロスの比じゃない
・<此処より永遠に>+<冒涜的存在>や<星間飛行>は禁止カードの域
・エフェクト効果文に『ドッジに失敗するかガードしたとき』等の新しい記述が散見される、統一してほしい
・エネミーデータについて、攻撃の対象拡大や装甲値無視などの特殊効果が、エフェクト依存ではなくエネミーの個性であるため、データ上の説得力に欠ける
・神格のエネミーデータが存在しているため、だいたいデータをそのまま使うと封殺可能
・読めば推察できるが、魔術における『印形』等の種別について定義がないのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、『場面(選択)』『探索者』等の用語がDX3rdで定義されていないのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、『兵器』等の新しいエネミー種別がエフェクトデータに突然生えてくるのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、基本ルルブの対ワーディングマスクが作中で最強のアイテムになっているのは不備だと思われる
・読めば推測できるが、同名魔術の効果が重複するのか否か、定義されていないのは不備だと思われる
・読めば推察できるレベルの不備に溢れているため、純粋に読むのが大変
・魔術データである<見えざる鎧>と<炎の弾丸>、係数に技能を参照するのに上限が設定されていないため、最強のデータとなっている
・読み手によって十人十色の解釈が生まれる余地がありすぎるのは、共通観念をGM含めたプレイヤーに提供すべきルールブックとして微妙
・公安の第零機動捜査隊等、NPCに関わる組織の説明が世界観や神格の説明に比べて不足している
・サンプルシナリオの1本目はGMとPLに慣れが必要、初心者GMには向いていない
・サンプルシナリオのエネミーデータとサンプルキャラクターの相性が良くないのはよろしくない
・アザトースシンドロームを使ったサンプルエネミーやサンプルキャラクターがもう少し欲しかった

【追記】(2021/05/31)
エラッタとFAQが出たので追記です。
アザトースエフェクトにバランス調整が入って、そこまでバランスブレイクしているって感じではなくなりました。強いけれども。あと魔術のデータにも色々手が入って、炎の弾丸が大幅弱体化しました。しょうがない。個人的には良いアップデートだと思いました。
ただ個人的に残念だったのはサンプルキャラクターから竜鱗が消えてしまったこと。サンプルシナリオとの相性もあってとても好きな構成でした。もっと消すもんあっただろうと思わなくもないですが元々経験点オーバーだからまぁ仕方ない。「ニャラルトホテプ」が誤字だったのには笑いました。評価は☆2.5、端数切り上げで☆3のままです。
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106件の合計評価、レビュー付き:20

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日本から

積み本さん
5つ星のうち5.0 世界観の芯の材料をクトゥルフ神話にしたifのダブルクロス世界
2021年5月2日に日本でレビュー済み
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データやシステムについては正直わからないので飛ばします。ただ、クトゥルフ神話TRPGのGMの許可の元、かなり自由にでき戦闘がメインではないシステム。これとダブルクロスの、シーンで最終の戦闘までのルートが決まっていて、その戦闘がメインなシステムを混ぜたことに違和感を持って受け入れ難い人出たのかなと思いました。
その内エラッタがでたら実際にやってみようかしら。

読み物としては普通に楽しかったです。
冗長と言われていた文章に関しては、寧ろそれがクトゥルフと思い、読みたくて買ったところがあるし。シナリオの舞台として用意されたD市の年表、地図やフレーバーテキスト等。わくわくして読んでいました。
またダブルクロスを初めて知り、調べてリプレイを見た時に「UGNの善な組織感と影響力、つっよ...人類にも超人にも裏切り者と呼ばれる要素、素敵だからもっとピックアップして欲しいな...」と、ほんのちょっとガッカリを感じた人間なので、人類にも神話生物にも属せない裏切り者としての要素が強くなっていたことも良かったです。

誤字もシンドローム教師以外は特に気にせず読めました。聖徳太子も気にしませんでした...えっあれ間違いなの?余りに堂々としてるからチンギス・ハーン、源義経説みたいなとんでも日本史でそれを信じる飛鳥時代から続く一族なのかとばかり...
専門用語やそれの理解を前提とした説明不足は言われてみればいくつかあったかも?ただ自分はクトゥルフが好きで、ある程度知識がある身なので特に気にならなかったです。敢えて書くなら、コズミックホラーを前提とした考えについてとか、クトゥルフの魔術なんてリスクの高いもの必要じゃなきゃ基本使わない、ましてやオーヴァードとかいう超人にはいらなくない?とか?魔術に関しては自分の偏見が入ってるんで断言できないけど。

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いつもの「データ! 戦闘! 格好いいRP!」って感じのダブルクロスではないです。
DX3rdの新ステージではなく、DX3rdを突然変異させた別バージョンとして遊ぶ分には楽しいシステムかと思います。
ルールやデータについてかなりの不備があるように思われるので、GMとPLはフィーリングを求められます。気心知れた仲間内でしっかりと合意形成しながら遊ぶなら、ホラーを十分に楽しめるシステムでした。
読み物としてはとても面白いですが、ルールブックとしては読みにくい代物です。
エラッタやFAQ、ステージの追加サプリ等の将来性も加味して☆3とします。

以下、個人的に感じた良い点と悪い点を並べていきます。

【良い点】
・クトゥルフ神話の世界観でオーヴァードをプレイする背景はしっかりしている
・人間からも神話生物からも裏切者扱いされるというのはダブルクロスっぽくて大変好み
・『シルバーキーカード』『ラピッドブレイク』『探索イベント(ロケーション)』等、使い勝手が良い上に通常ステージにも導入したい
・登場侵蝕値が固定となったため、通常ステージよりも多くのシーンを設定してシナリオをプレイできる
・新シンドロームの『アザトース』、エフェクトは効果が強いものばかりでステージ専用シンドロームとしてはかなり優秀
・シンドロームのルーツを決定する表があるのは新鮮で、キャラクター作成に楽しみが増えた
・装甲値や戦闘以外の技能などがバッドシティまでの環境よりも重要になっている
・シナリオの舞台となるD市について、詳しく設定されているため読んでいるだけで楽しい
・サンプルキャラクターの『墜ちた女神』が可愛い、特にアザトースシンドローム紹介ページ
・公式NPCに基本や上級に名前だけ出てきた人が登場しており、嬉しさを感じる
・公式NPCが魅力的でフレーバーテキストを読むだけで楽しい、三室戸ちゃんめっちゃ好き
・エネミーパークという新しい概念が追加され、SRSのようなエネミー作成ができる
・魔術という新しい処理が追加され、シナリオフックとして優秀
・魔導書に過去のリプレイキャラクターの名前が出てきており、嬉しさを感じる
・神格について、クトゥルフ神話TRPGのルールブックよりも分かりやすくまとまっている
・全体通してイラストが素敵
・公式HPに載っている『誰もいない駅のはなし』はCRC入門に最適、内容も大変すばらしく新ルールを遊び倒すことができた

【悪い点】
・「GMは格別の慈悲をもって」、「コントロールできると考えるのは人間の傲慢である」(原文ママ)等、ルールブックの記述が全体通して冗長かつ高圧的
・『ホラーとしてのダブルクロス』の部分が、長い尺を割いたお気持ち表明になっている
・侵蝕値の上昇タイミング等で基本ルールブックとの齟齬が発生している
・侵蝕値の誤りや射程の問題など、サンプルキャラクターに構成とデータ上の不備がある
・使用時の侵蝕値上昇が低いわりに係数が高いものが多いため『アザトース』一強すぎる、ハヌマーンやウロボロスの比じゃない
・<此処より永遠に>+<冒涜的存在>や<星間飛行>は禁止カードの域
・エフェクト効果文に『ドッジに失敗するかガードしたとき』等の新しい記述が散見される、統一してほしい
・エネミーデータについて、攻撃の対象拡大や装甲値無視などの特殊効果が、エフェクト依存ではなくエネミーの個性であるため、データ上の説得力に欠ける
・神格のエネミーデータが存在しているため、だいたいデータをそのまま使うと封殺可能
・読めば推察できるが、魔術における『印形』等の種別について定義がないのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、『場面(選択)』『探索者』等の用語がDX3rdで定義されていないのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、『兵器』等の新しいエネミー種別がエフェクトデータに突然生えてくるのは不備だと思われる
・読めば推察できるが、基本ルルブの対ワーディングマスクが作中で最強のアイテムになっているのは不備だと思われる
・読めば推測できるが、同名魔術の効果が重複するのか否か、定義されていないのは不備だと思われる
・読めば推察できるレベルの不備に溢れているため、純粋に読むのが大変
・魔術データである<見えざる鎧>と<炎の弾丸>、係数に技能を参照するのに上限が設定されていないため、最強のデータとなっている
・読み手によって十人十色の解釈が生まれる余地がありすぎるのは、共通観念をGM含めたプレイヤーに提供すべきルールブックとして微妙
・公安の第零機動捜査隊等、NPCに関わる組織の説明が世界観や神格の説明に比べて不足している
・サンプルシナリオの1本目はGMとPLに慣れが必要、初心者GMには向いていない
・サンプルシナリオのエネミーデータとサンプルキャラクターの相性が良くないのはよろしくない
・アザトースシンドロームを使ったサンプルエネミーやサンプルキャラクターがもう少し欲しかった

【追記】(2021/05/31)
エラッタとFAQが出たので追記です。
アザトースエフェクトにバランス調整が入って、そこまでバランスブレイクしているって感じではなくなりました。強いけれども。あと魔術のデータにも色々手が入って、炎の弾丸が大幅弱体化しました。しょうがない。個人的には良いアップデートだと思いました。
ただ個人的に残念だったのはサンプルキャラクターから竜鱗が消えてしまったこと。サンプルシナリオとの相性もあってとても好きな構成でした。もっと消すもんあっただろうと思わなくもないですが元々経験点オーバーだからまぁ仕方ない。「ニャラルトホテプ」が誤字だったのには笑いました。評価は☆2.5、端数切り上げで☆3のままです。
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TMH
5つ星のうち4.0 聞いていたほど悪くはなかった
2021年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
批判の声が多かったのでどんなものかと買ってみましたが、割とちゃんとダブルクロスのサプリしてます。レビューというのは批判の声が大きくなりがちなもので仕方ないのかも知れません。(不満が無い人はそもそも声を大きくしない為、実際SNSとかだと普通にこれ使って楽しんでいるプレイヤーは多く見かける)

ただ、ステージの世界観が合う合わないは人によるでしょう。特に今回はかなり尖った設定の世界観なので、肌に合わない人は無理してこの本を手に取る必要はなく、基本ステージで遊ぶことをお勧めします。

誤植やデータミスが多いのはダブルクロスサプリの常ですね。今回買ったのは再版発行のものだったのである程度修正済みでしたが、いずれにせよここは今後発売するサプリでは気を付けてほしい。これまで改善されたこと無いけど。
表記揺れが酷いのも事実。まあこれも今までのサプリで無かったかというと否ですが。これらを総じて☆-1。

ほか、指摘点が多かった部分については個人的には悪いとは思わなかったかな。
クトゥルフTRPG要素をホラーとして取り込むならオーヴァードの実質的地位低下は仕方無いと思うし、ホラーでやらないなら基本ステージで神格級の怪物を出して戦うシナリオを作ることはこのサプリが無くても出来る訳で。逆にクトゥルフの神格を下げてPCが大暴れするというのもなんか違う気がする。ヤンキー&ヨグソトースを遊びましょう。(あれはあれで面白いです)
とは言うものの、個人的にはオーヴァードが戦いで活躍する展開は確かに大好きです。クトゥルフを討伐するようなステージセッティングやシナリオがあっても非常に面白かったとは思います。ただ、サプリとしてクトゥルフTRPGを取り入れるコンセプトで、逆に相手側を下げるというのは何か違う。従来と異なる遊び方をホラーとして提示してくれるというのなら、中途半端にクトゥルフTRPG要素を取り入れるだけよりはこの形である方が全然良いように思いました。

データでない神格の紹介が冗長過ぎるという意見もありますが、これまたダブルクロスの今までのサプリも結構ワールド設定紹介にページを割いてることが多かったので特に気になりませんでした。逆にクトゥルフTRPGをよく知らない人には情報不足かもですが、中間を取るとこの位のボリュームに落ち着くのが妥当じゃないかなと。

データのバランスは難しいですね。実際このステージはどうしてもGMの処理量は多いと思う。
アザトースシンドロームは確かに強過ぎると思ったが、いくら基本ルルブのみで遊べると言ってもエフェクトアーカイブ導入環境でプレイする人がやはり多くなるとは思うので、それで考えると新シンドロームにはこれ位のスペックは欲しいと思ってしまう。
魔術はそれこそ完全に上級者GM向きです。ていうかクトゥルフTRPG自体、魔術って扱いが難しいので、なかなかシナリオに登場させにくい。最初のうちは魔術無しルールと明言した上で遊ぶのも良いと思います。ただ、それでも今回のサプリに魔術を掲載させることがNGだったのかと言われればそうは思いません。僕はクトゥルフTRPGのKPも経験済みなので魔術が登場するシナリオってやはり作ってみたいし、それがシステマチックに処理されるのもなんか違うと思ってしまう。

あとは記述が高圧的だとか意見も見ましたが、これは特に感じなかったかな。
マスタリングの指針やゲームの向き合い方がかなり親切に書かれているのは素晴らしかったと思ってます。

で、これは個人的意見というか他の人の意見と真逆なのですが、サプリ発売のたびチマチマと追加データが出るのがどうにも好きじゃなかったので、今回のステージに特化した内容だけでまとめてくれたのはむしろ良かったです。基本ステージ向け追加データを出すなら、それはそれで「ヒューマンリレーション」のように丸々一冊で出してほしいと思ってます。

とはいえP.72の「本ステージでのみ使用できる」の注釈に、しれっと「無論、GMがアザトースを使用できるセッティングを自作するのは自由だ」と書かれていたのは嬉しかった。仮にこの注釈が無くても、元よりステージというのは自作出来る存在であるとはこれまでにも説明されてきましたが、改めてこういう提案の記述を添えてくれたのは良かったですね。
確かに本書に基本ステージで使えるデータはありませんが、かといってクロウリングケイオスステージも肌に合わないという場合、本書を参考にした自作ステージを組んでみて、それこそクトゥルフと真っ向から戦うオーヴァードたちのシナリオを作ってみるというのも遊び方の1つではないかと思います。
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瀧沢ナイコ
5つ星のうち2.0 『ダブルクロス』を期待している人は買うべきではない
2021年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結論から言えば「ダブルクロスを期待していたので裏切られた」という感想です。
簡単にですが、項目ごとに所見を述べさせていただきます。

■ 設定
ダブルクロスとクトゥルフ神話との融合という意味では概ね成功しているように見えます。クトゥルフ神話の要素が濃すぎるような嫌いはありますが、中途半端な出来栄えとなるよりは良いと思います。

■ 追加データ
全体的に酷すぎます。
追加シンドロームであるアザトースは非常にバランスが悪く、本来ならばエネミーエフェクトとして扱うべきものを複数含んでいるため、安易に使用できません。
魔術は無駄に複雑で、効果も「単位時間が時間・日間である」「迂闊に使用するとシナリオが崩壊する」「具体的な効果はGMに丸投げ」などばかりの酷いものです。
エネミーデータは「人間・動物・植物・アンデッド」などの分類が増えて煩雑化しているかと思えば、取得エフェクトどころかシンドロームすら定義されていないのでダブルクロスのガワすら被れていません。

[追記]
確認できているだけでも100箇所以上にエラッタが必要です。(単なる誤植はカウントしていません)
基本ルールブックの内容と矛盾する箇所も多数存在するため、細かなことは無視できる参加者同士でないとまともに遊べないおそれがあります。

[追記2]
5月26日付けで大幅にエラッタが当てられました。
残念ながら「酷すぎる」という言葉を撤回できるほどのものではありませんでしたが、(魔術の存在を無視すれば)信頼できる相手と遊ぶ程度ならばひとまず問題ないかと思います。
また、何点かサイレント修正されている箇所が存在するようです。流石に単なるミスだと思いますが、異なる版の所持者同士で遊ぶ場合には気を付けた方が良いかもしれません。

■ 用語
新しい用語が大量に定義されていますが、過半数は明らかに無意味ですし、既存の用語を正確に使用できていないので非常に混乱します。
同名意義の用語が複数存在するなど、無神経にも程があります。

[追記]
未定義の用語が平然と使用されていたので混乱して当然でした。
定義されている用語も表記揺れが目立ちます。

■ 文章
読んでいて辛くなるレベルの悪文です。
雰囲気を出すためにわざと冗長な表現を用いるのは理解できますが、ルールは簡潔に記してもらわないと困りますし、要約すると一行程度の内容をダラダラと語られる続けるのは苦痛でしかありません。
また「読者はクトゥルフ神話に対して十分に詳しい」という前提で書かれているのか、副読本がないと読み解けない記述が散見します。そもそも「探索者」はクトゥルフ神話の用語ですらないような……。

■ サンプルシナリオ(追記)
ネタバレとなるので詳細は書けませんが、サンプルシナリオ1の出来があまりにも酷いです。

■ 総評
美点がないわけではありませんが、商品の域に達していません。
少なくとも今回のメインライター(予想はできますが一応伏せます)の方に対しては「同人誌は自費で出してくれ」という思いしかありませんし、矢野さんも名前を連ねている以上は真面目に監修してください。イラストレーターの皆さんは素晴らしいお仕事ありがとうございます。
本書の続刊が既に企画されているようですが……大丈夫ですかね?

[追記]
単純に読み落としていただけなのですが、本書のメインライティングは「小太刀右京・矢野俊策」とクレジットされていました。
予想する意味も伏せる意味もありませんでした。すみません。

[追記2]
同月発売の『ゲーマーズ・フィールド』に掲載されている追加設定・追加データは本書に含まれるべきであったと考えます。
少なくとも、基本ルールブックの範疇であるレネゲイドビーイングに関する情報を別売りとするのは不誠実でしょう。
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ニャラルトホテプ
5つ星のうち1.0 ダブルクロスに似た別のシステム
2021年4月24日に日本でレビュー済み
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 トーキョーNOVAとトーキョー・ナイトメアというFEAR社が出版しているTRPG書籍が存在する。
この二つは、用語や出てくる概念は踏襲や共通しているが、判定ルールや異能の効果といったシステマティックな部分で違いのある、「似て異なるシステム」だ。

「ダブルクロスThe3rdEdition」と、この「クロウリングケイオス(以下CRC)」は、「NOVA」と「ナイトメア」の関係性にあると言えるだろう。

このサプリメントがオススメ出来るのは以下の要素に該当する人だ。
・あまりダブルクロスを遊んだことのない人
・クトゥルフ神話TRPGを主に遊んできた人
・エフェクトの組み合わせとか正直どうでもいい人
・魔術がデータ的に意味を成していなくてもフレーバーさえあれば十分だと思える人

オススメ出来ないのは以下の要素に該当する人だ。
・『ダブルクロス』が好きな人
・データを細かくいじることで、キャラクターの表現を補強する事に喜びを覚える人
・クトゥルフの世界観で魔術師がしたい人
・基本ステージで活かせるデータやルールが欲しい人

 クトゥルフ神話とダブルクロスの世界観を融合させた平行世界の別舞台。
DRやOC、RWやBCといった「別ステージ」のサプリメントとして2020年9月19日発売予定と発表された本作は、クオリティーアップの為の半年に及ぶ延期の後、先日発売された。
しかし、蓋を開けてみれば半年も延期したとは思えない程、「杜撰」の一言に尽きる中身であった。
 数々の誤植やルール的な誤り。片手間に書かれたとしか思えないような、従来の書き方を完全に無視したエフェクトの記載方法など、これまでダブルクロスThe3rdEditionを深く楽しんでいればいるほどに期待はずれのクオリティなのである。

 クイックスタートキャラクターは五人中四人も何らかのミスがあり、エフェクトや魔術では無駄に冗長なフレーバー文が効果文を圧迫している。
やけに上から目線なサマリーに加え、本来同列であり共に遊ぶ仲間であるはずのGMとPLに上下を規定し、あまつさえ「格別の慈悲」などというふざけた文言を記載するなど、悪文は枚挙に暇がない。
「倫理の試験管になるな」とGMパートで説いたその口が、倫理の試験管となるようなサンプルシナリオを提供しているのは悪い冗談なのだろうか?

 世界観の設定は別ステージということもあり、好みか否かという問題でしかなく、そこまで多くの不評は寡聞にして知らない。精々が外なる神や旧支配者と殴り合いたかったという声が稀に聞こえるくらいだろう。
しかし、致命的なのはデータの方だ。世界観がクトゥルフ神話に寄るのはわかる。そういうステージだからだ。だが、データの書き方までクトゥルフ神話(ひいては、クトゥルフ神話TRPG)に寄せる必要が一体どこにあるというのだろうか?
 ダブルクロスというシステムはエフェクトという異能を組み合わせてキャラクターの個性を表現する楽しみがある。
それはデータのシナジーや文言の一つ一つを吟味しながら、ああでもないこうでもないと「ビルド」する楽しみでもあった。
TCGにおけるデッキに例えられるほど、その作業はこのシステムの楽しさに直結していた。
あえて同じくTCGに例えるのであれば、遊戯王のOCGとラッシュデュエルが混合してしまったような、そんな印象なのである。

 これまでのダブルクロスにおけるデータ記載。特にエフェクトの効果文は、一定のフォーマットに則って記載されていた。即ち、[フレーバー]→[ルール上の効果]の順番だ。これが、CRCでは[フレーバー]→[ルール上の効果]→[フレーバー」や、[フレーバー]→[効果の中にフレーバーを併記]といったように、全くの踏襲がされていない状態となっていた。
 確かに、GMないしPLが再解釈し、類推し、再定義し直せば従来のエフェクトと同様に運用することが出来るだろう。
だが、何故態々データの記載方法を変える必要があったのだろうか?必要のない労力を割かれる蓋然性は、一体何処に?
 本書には「データアドヴァイザー」なるSTAFFが居るらしいが、フォーマットも違えばミスやバグまで存在するこの惨状の一体何処にアドヴァイスをしたのか甚だ疑問である。
更には184pの戦闘ルールサマリーにルール処理の間違いまで存在している。エフェクトの侵蝕値は即座に上昇しない!エフェクトの処理後、メジャーアクションで使用したならメインプロセス終了時に上昇するのだ!エアプか?

 新たに追加された要素である「魔術」も酷いものだ。何の説明もない「種別:」に、その殆どがデータ上意味を持たないイージーエフェクト的な効果ばかり。唯一マトモな《炎の弾丸》は、明らかに基本1と2のみを想定しているとは思えないほどの壊れっぷりだ。鼻くそほじりながら書いたのだろうか?
 一番ひどいのは「喚起魔術」群である。信じられるか?経験点30~50点を支払って取得するイージーエフェクトが2pにも渡って書き連ねられているのだ!馬鹿が!
シナリオフックとして使えるという声もあるが、その認識は間違っている。「シナリオフックとしてしか使えない」だ。大凡PCが取得するような内容では無いくせに、エンブレムデータやトレイルデータのような「GMは取得を拒否しても良い」というルールすら整備されていないのである。

 CRCに記載されているデータの多くは「GMが決定する」という注釈がついている。つまり、システム側はあくまでフックだけ用意したから、実際の処理をどうするかはGMがアドリブで決めてくれよな!責任は持たないぜ!と言っているわけだ。――これが半年延期してクオリティアップさせた結果か?

 ここまで読んでいただけた人はおわかりだろうが、主にこのCRCという書籍はデータ面が壊滅的に崩壊している。ここには記していないMエネミーの手抜き問題や、探索ルールのゴリ押し問題など目につくだけでため息の付く箇所が多く存在しているのだ。
しかし、これらは全てシステム上の、データ上の問題に過ぎない。
幸いにして。はたまた不幸とも言うべきかもしれないが、TRPGは機械が動かしているわけではないために、事前にコンセンサスを取ることで幾つか回避が可能な問題だ。コンセンサスを強いられるとも言えるが。

データなんぞ興味はない。俺はクトゥルフ神話が好きで、ダブルクロスの世界観とかよくわからなくて、キャラクタービルドとかどうでもいいから取り敢えずなんとなく「新しいクトゥルフ神話」をやってみたいんだ!という層には、諸手を挙げておすすめできる。そんなサプリメントであった。
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あんぱん
5つ星のうち4.0 クトゥルフ神話好きならオススメ
2021年4月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダブクロのプレイ回数は15回ほど、CoCのプレイ回数は数え切れないほどあります。
ダブクロでクトゥルフ神話の世界観が楽しめると聞き購入しましたが、期待していたような内容でした。
既存のダブクロの世界観とは完全に別(パラレルワールド)で、
世界観の根幹にかかわるレネゲイドウイルスやオーヴァードの設定、組織やNPCの設定も大きく変わっています。
私は元々の世界観にこだわりはないため、クトゥルフ神話の世界観と交わった本作の設定は読んでいて大変面白かったです。
邪神たちのイラストは恐ろしく、設定も細かく書かれていていました。
クトゥルフ神話を取り込むにあたって、ダブクロをホラーTRPGとして遊べるようなルール変更・追加もあります。
アザトースシンドロームのデータは、ピュアで使っても既存と組み合わせて使ってもかなり強くキャラを作れるもので、個人的には嬉しかったです。
 ※弱いデータを無理やり使うのは嫌なので…

ただ、本来のダブクロには追加データを使用できないことと、
上記の通りかなり設定を変えているため(+ルールも変わっている)、

元々のダブクロが大好き!クトゥルフ神話に興味はない。

って人は買わない方が良いかな~と思います。
クトゥルフ神話が好きな人にはオススメです!
近日中に実際に遊ぶ予定があるので、その結果によってはレビューを一部追記・修正します。

追記
実際に遊びました!
とても楽しかったです。
ファイナルステージ等強いエフェクトを持ってきた人はいましたが、
そもそもマシラとかサイレンとかやばいエフェクトはもとからあるので、
普段のダブクロとそこまでデータに対する感じ方は変わりませんでした。
シーン登場時の侵食率が1なので、侵食率を気にせずシーンに出れるのも良かったですし、恐怖判定も発狂するので楽しかったです。
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購入者
5つ星のうち3.0 コレクターズアイテム
2021年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々と酷評されてますが、個人的にはまぁまぁ満足
ただ、発売後に大量のエラッタが出るというのは・・
発売までに十二分な時間が取れなかったのでしょうか?
今後はしっかりと校正やチェックを徹底してもらいたいですね
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Amazon カスタマー
5つ星のうち2.0 サプリメントとしての出来は並。ただしそれ以前に・・・・
2021年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々言われている本作ですが、サプリメントとしての出来は並だと思います。
データも必要最低限揃っていますし、独自シンドロームであるアザトースもまあバランス取ろうとしてる範囲ではないかと
また特殊状況(視界が悪いなど)のスポットルールが追加されており、これは通常のプレイでも役立つと思います。そもそも無いことがおかしいと言われればまあその通りですが
クトゥルフ神話の魔術書に混ざって、ダブルクロス世界の登場事物が残したアイテムがあるのも面白いと思います
誤字がやたら多いとツッコまれていますが、F.E.A.R.の初版ルルブ・サプリなんてこんなもんでしょう。それはそれでどうかと思いますが

ですが、それでも2と低い評価なのは、サプリとしての出来以前の問題が3つあるからです。
・神格の説明にページを割きすぎ
 どうも本サプリはクトゥルフ神話を知らない人が使う前提で書かれているらしき箇所がいくつもありますが、そもそも本サプリを使う(=神話世界のステージを使おうとする)段階でクトゥルフ神話に一定の知識はあるでしょう。その意味で基本、釈迦に説法です。
 むしろ、ダブルクロス固有となるデータ面の拡充にページを割くべきだったと思います。(特に神格のデータ)
 またここに限らず、本来ダブルクロスに不適合なホラーシナリオ(理由は後述)を行おうとして、それがセッション進行に悪影響をもたらしそうになった場合にメタな対策を推奨する傾向があります。そしてそのメタな対策がもたらす悪影響については「そんなプレイヤーにはこのゲームを遊ぶ資格がない」と、謎の上から目線で切って捨てようとしています。これはシステム構築の放棄と捉えられても仕方ないでしょう。
 ここまで極端でなくとも、この謎の上から目線は本書の随所に存在しており、それが各所での不評の遠因となっているように感じます。
・そもそもダブルクロスというシステムがホラーに向かない
 ダブルクロスのPCは基本、オーヴァード(超人)です。すなわち、通常の人間とは異なり、神格への対抗手段を持っています。そしてクトゥルフ神話作品の登場人物と異なり、今や多くのプレイヤーは神格に対する知識を持っています。
 自分が知っており、対処可能なことに恐怖を抱くというのは、ちょうど近所の小学生が暴れているのに恐怖を抱くというのと同じようなもので、非常に困難です。自分より体格の優れた大人や野生動物か、刀や銃を持っているか、あるいは窺い知れない狂気を見せているか。いずれにせよ、何かしら対処不可能な部分があるからこそ、人は恐怖します。
 クトゥルフ神話TRPGは、訳もなく一般人をPCにしているわけではないのです。
 ダブルクロスのPCは、この全てに反しています。実際計算してみると、筆者のPC単騎でチャウグナー=フォーンやアトラック=ナチャ程度までなら瞬殺可能でした。これでは恐怖を抱くのは無理があります。
 その恐怖の演出方法を、本サプリは10ページにも渡って延々と記載しています。これらのページは酷く滑稽で、この通りにセッションを進行した場合、ギャグシナリオと捉えられても仕方ないでしょう。楽しませているのではなく、笑われているのですが。
・そもそもデザイナーのクトゥルフ神話知識に疑問
 「シルバーキーカード」というルールがあります。セッション中の描写が自分のホラー/グロテスク耐性を超えた場合に、その描写を一時止め、クールタイムを設けるためのルールです。
 しかしながら諸兄のご存じのとおり、クトゥルフ神話において「シルバーキー」=「銀の鍵」というのは非常に重要なキーワードです。世界観全体の中心的人物であるランドルフ=カーター、そしてヨグ=ソトースに直結し、あらゆる次元への跳躍を可能にする強力なアーティファクトです。
 さて。この「銀の鍵」が、先の「シルバーキーカード」というルールに符合するでしょうか。驚くほど別物であることに気づくでしょう。
 おそらく「次元跳躍」を「メタ次元への帰還」「恐怖からの離脱」という意味で解釈したルールなのでしょうが、原作「銀の鍵」「銀の鍵の門を越えて」でそのような使われ方をした記述はありません。
 (「銀の鍵の門を越えて」で、チャンドゥラプトラが柱時計に入った後、使っているのかもしれませんが、明記はありません。それ以外カーターはいずれもポジティブな理由で使っています)
 この他にもエフェクトのフレーバーに出てくる神格が設定と矛盾していたりするため、クトゥルフ神話そのものへの理解が浅いと疑わざるを得ない内容です
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さいぱんだ趣味人
5つ星のうち4.0 原点回帰であり、『否』超人を遊ぶルールブック。
2021年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
無印のダブルクロスから遊んできた自分としては、クロウリングケイオスの世界観はかつての『超人でもない、人間でもない』存在であり、『超人からも、人間からも敵視される』というダブルクロスの初期設定をクトゥル神話との合成で上手く再構築したという感想になる。

ちょっとばかり、UGNの苦境っプリが凄いが、『追い詰められ、なお、逆境に反抗をする』のは今時で言う『エモい』演出の助力になるだろう。

恐怖や狂気、新シンドロームの『アザトース』などのルールをしてみたいシナリオ…(例えば、スプリガンやレイダースのような封じられた遺物を巡る、戦いをメインに据えるなら)によって、世界観だけを使用し、従来のルールにすれば良い。

逆に、初期のフルスクラッチ経験点を思いっきり減らして、より『小さな力で邪神とファルスハーツの立ち向かう話』というのも面白いと思う。

強くてカッコいいではなく、悲壮で暗く辛い話にエモさを感じるダブルクロスのファンなら手に取ることをオススメします。

(追記)
問題点もあります。

一つは、ダブルクロスのルール一部変更し追加のルールが増えたこと。
今までと違う遊びをするので、ユーザー(特にGM)の負担は多いと思います。

二つは、魔術…特に魔術暴走ルールが意図せず『ギャグ展開を産み出すこと。(そこそこな確率で、有名NPCとかが爆発します。)』

三つは、新規参入を見越して作られたサンプルキャラのデータですら異常にミスが多いこと。

の3つが問題点です。
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初心者
5つ星のうち4.0 邪神の眷属と戦いたいならナシではない
2021年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ダブルクロスでクトゥルフ神話TRPGをするためのルールが入っている。他ステージと互換性のないデータなので、ダブルクロスを広げたくて購入するのはオススメできない。

ただ、現在サポートの生きているゲームの中では「敵に会った時に逃げずに立ち向かおう」と思えるクトゥルフとして唯一性はある。
探索者は一般人だがオーヴァードは超人で邪神の使徒だ。CoCならシナリオのヒロインや敵みたいな奴らを普通にプレイできる。
ヒロイックなクトゥルフを遊ぶつもりなら試してみてはどうだろう?
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