上位の肯定的レビュー
5つ星のうち5.0創作をしている/したことのある/したいと思っている者は読め。それだけ。
2021年5月27日に日本でレビュー済み
映画の製作をテーマに、天才や秀才や凡人のキャラクター達がキッチュかつセンスあふれるポップな絵柄で生き生きと描かれている素晴らしいシリーズです。
…まぁそんな説明はともかく。
映画ではなくとも、漫画でもイラストでも小説でも立体でも写真でもそのほかの僕の思いつかない何かでも、何かを作り出そうとしている人たち。何かを作り出していたけれども、もう辞めてしまった人たち。そして今でも自分の能力を信じて/疑いながら、苦しみながら何かを生み出そうとしている人たち。
そんな人たちに是非一度読んでいただきたい。
本当に稀なことですが、読んでいると「漫画読んでる場合じゃねぇ!俺も今すぐ何かやらなきゃ!」という衝動に駆られる作品が存在します。そして本シリーズがそれです。
体が震えて、熱を持ち、頭は冴え、とても漫画を読んでいるだけなんて耐えられない。僕も今すぐ何か作らなくては。もう一度何か作り始めよう。才能がない、なんて悩んでいる時間はない。
これは、それだけの熱を生み出す力のある作品です。
特に僕のように自分では『筆を折った』と思っている人。自分の中にまだこれだけの創作に対する熱量が沸き上がることに驚きますよ。
映画に詳しくなくても十分に読み込めます。詳しければ小ネタに気付ける程度です。
創作をする者には一度読んでみてほしい。そう切実に思います。