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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.1
15
種の起原〈上〉 (岩波文庫)
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2018年3月16日
ダーウィンの『種の起原』は、予想を超えて、ボリュームのある作品である。
何か、もっと短いものだという印象があったのであるが。
読み始めて、八杉龍一氏の訳がかなり注意して翻訳しているのだと思うが
なかなか、その中に入り込めない。言葉は、ゴツゴツしている。
この『種の起原』は、1859年11月に出版されている。
いまから、約160年前のものだ。その『古さ』を感じさせないのは、どういうことだろう。
博物学というジャンルは、今の時代になくなってしまったのだろうか。
非常に新鮮に感じる。今風に言えば、エコロジストのような感じである。
地質学、植物学、動物学、人間学。
広いジャンルの分野にわたって論じていることにおどろく。
そのころは、グーグルなぞはなかったはずなのである。
情報収集能力は 時代を凌駕している。
種の起源の表題は、
『自然選択の方途による、すなわち生存競争において
有利なレースの存続することによる、種の起原』
ここで、やはり重要な概念は、natural selection 『自然選択』。
この訳語は 自然淘汰もあてはまるというが、『自然選択』が一番いいのだと思う。
はじめにで重要なところは、
『博物学者が,種はどれもみな個々に創造されたものではなくて、
 変種と同様に他の種に由来するものだという結論に
到達するであろうということは、十分に予想できることである。
だが、このような結論は、たとえもっともな理由に基づいていたとしても、
ではこの世界に生息する無数の種がどのように変化してきたものか、そしてわれわれをまったく驚嘆させる構造の完全さと相互適応とがいかにして得られるにいたったものかを明らかにしうるまでには、満足なものとはならないであろう。』
このダーウィンの徹底した姿勢が、やはり、すごいですよ。
ダーウィンは言う
『変化と相互適応の方法について、明確な洞察をうることは、きわめて重要である。』
進化は、『自然選択』であると説明したとしてもなぜかくも沢山の種が存在するのか。
という命題が解けていない。生命における、ビッグバンがあったのだろうか?
それで進化はなぜ起こるのか?
ダーウィンは、話の展開の仕方がうまいですね。
『変異と奇形』というものを、飼育栽培をケースにして説明している。
人間の行為から、自然へと発展させている。
自然界では、変異は起こるものであり、
なぜ変異が起こるのか?というのが重要である。
その変異の中から、人間の手によって選択される。ということを説明する。
それが、自然によって選択されるという論旨へと展開する。
選択 というのは、あくまでも人間的な行為であるが、
それを自然がする ということを言及することによって、神が創造したということを否定する。
起原という言葉を考察すると、
『それらの品種の祖先種がひとつなのか、それとも二つ以上なのか?』
ダーウィンは言う
『すべてのイヌが単一の野生種に由来するとは、私は信じていない。』
『ウマに関しては、すべての品種が単一の野生原種に由来するものであることを信ずるほうに傾いているが、なお疑いも残している。』
ダーウィンの言い回しのうまさは、はっきりさせないままで、はっきりさせようとしていることだ。
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2017年12月1日
進化論を提唱した、ダーウィンの名著。
彼の文章は中々回りくどく、難解であった。

ただ一つ言いたいのは、彼は「創造論者」を避難してはいるが、決して「キリスト教」を攻撃してはいない。
彼が進化論の根拠とするのは、「今知られている動物が、絶滅した動物に比べて少数であることを考えれば、少しずつあゆみがあったと考えるのが当然である。自然は多様性を浪費するが、改革は節約する。自然は飛躍しない。」と述べる。

また古代ギリシャのアリストテレスの著書「自然学」において、自然選択の原理の萌芽を見て取ることができるとする。それは「例えば歯が噛み切るように、または草をすりつぶすようにできているのは、そのために造られたのではなく、結果である。あらゆる器官がそのためにできているように見えるのは、内在的な変化の結果である。」としたところである。これについては、自然選択ではないよねとダーウィンは云っている。

とにかく、完全に理解するには至っていない。下巻もあるのだが、光文社古典新訳文庫からも出ているし、合わせて読んでみたい。
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2015年12月15日
素晴らしい商品です。次回も是非購入を検討したいです。お勧めです。
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2012年3月12日
30過ぎになりようやくこの本を手にとりました。
進化論については世間でよく耳にしましたが
実際にはダーウィンの思考がどのようにまとまり
進化論ができたのかは理解しておりませんでした。
この本を読むことにより、いかにダーウィンが粘り強く
時間をかけて理論を作り上げていったかがわかります。
膨大な量の科学的な実証、同時代に生きる多く生物学者の
実験等を参考比較して理論を導いています。
生物学の事前知識があればもう少し深く著書を理解できた
知れませんが、ダーウィンの情熱や自分が信じた道を
突き進む、愚直さを感じ取ることができました。
これから下巻にも取り組みたいと思います。
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2012年5月4日
キリスト教文化圏では、すべて旧約全書や新約全書に書かれた歴史を丸ごと信じ、記述された事柄を妄信するのが普通です。ですから生物が進化すると云う事は、その教えに反する事であり、ダーウィンの探求はその前提と衝突する可能性があった。それ故にC・ダーウィンは、ごく慎重に記述を進めています。若い時代にビーグル号で様々の海を航海し、ガラパゴス島での観察や各文化の風習を眺めています。我々日本人の哲学文化には、神道と仏教が豊かな影響を与えており、キリスト教の様な人格神が生命を一挙に創りあげ、女は男のあばら骨から創ったなどと言う事をまともに妄信する人は居ません。でも、キリスト教とは、その様な事柄を強制するものらしい。キリストとキリスト教は異なります。キリスト教と言うのは、いわば、一つの教義に基づく権力機構なのです。権力が思想を強制するのは当然の事ですから、ダーウィンが進化という考えを、権力機構と如何に衝突せず、事実を表現するかに心を砕いたのが分かります。

多くの体験・経験に裏打ちされた観察記録を省察し、生物が環境に適応し自然と共生という形で生きている事を深く知ったのでしょう。ダーウィンが基本的には地質学者であった事は、長い時間に生物の変化適応と言う事実を確信するのには好い事でした。此処でも、同じ構図が繰り返されています。なぜなら、ダーウィンの考え方は、極めて謙虚で慎重なのです。この「種の起源」も、真面目に読めば彼の考えと逡巡が見えてきます。しかし、ダーウィン主義の方になると、極めて攻撃的で独善的な妄信が入っています。不思議な事ですが、是をキリスト教の比喩で云うと、イエスとカトリック権力機構が異なる様に、ダーウィン個人の哲学と、ダーウィン主義の教義は、適応や進化また獲得形質の問題を巡っても差異があり、ダーウィン主義には、自然の把握に関しての極めて傲慢な面が見られます。分子遺伝学が隆盛になり土俵は変化して来ました。自然認識は、観察や地質学から遺伝子次元での分子浮動の世界に出て来ました。しかし、この様な時代であっても、この「種の起源」は、原点であり極めて魅力的な著作です。

しかし、基本的にダーウィンは地質学を専門とした博物学の研究を続けた人であり、進化は彼の探求からの帰結に他ならない。
そして興味深いのはダーウィンと云う人物の形成の過程である。彼は秀才型とは正反対の人物であり、父は家業の医師に成る事を息子に期待したが、元々繊細な神経の持ち主であり、少し発達障害気味のチャールズにとり医師は丸っきり向いていなかった。強いて云えば博物学か?自然哲学が、彼の好みであったろう。医師が駄目なら僧侶にしようと図ったが、それもまあ向いては居ないと云えば云える。一生の仕事を探して彼は文字どうり彷徨っていたのだと思う。ライエルの地質学原理に触れ、やっと自分が入れ込める道を微かに見出した。かれの幸運は、やはり海軍の軍艦ビーグル号に乗り込むことが出来た事であろう。もしもこの機会が無かったならば、ダーウインはどこか田舎の牧師で終わって居たであろうし、進化論はイギリスでは生まれなかったかも知れない。おそらくメンデルの遺伝の法則辺りから進化の概念の萌芽が出現し、それが進化論につながった可能性が大であろう。科学のというか、思想のと云うか、そう云ったレボリューションの切欠は、多く偶然を必然に変えるものが必要なのでしょう。それにしても、イギリスの当時の古典教育にダーウィンが付いてゆけなかった事は、当然なのかも知れません。恐らくものを深く反芻する者は、すばやく飲み込み、すばやく吐き出す、と云うような教育形態に取り残される場合がある。真の革命はこの様な思考型から生まれることは無い。この様な型は、革命が成されたあとの仕上げには、大いに力を発揮するのですが、何も無いところから創造するような行き方には向いていない。その意味で、人間の創造力に関する能力の型を論じて見るのは、創造活動の意味について多くの示唆を与えている様に思えます。
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2003年8月30日
ここに訳出されているのは、初版"the Origin of Species"です。
なぜ、その後の研究の蓄積を含まない初版なのでしょうか?
これについては、「解題」で訳者が、進化学者の古老Ernst Mayrエルンスト・マイアの言葉を引いて述べています:
進化生物学がまだ若い科学であった時代にはダーウィン自身のテキストで学ぶ必要があり、それで最終版が主要なものになったが、すでに多数のテキストが出されている現代では、われわれが『起原』にもどってみようとするとき、西方世界に旋風を生じさせたその最初の版を手にとることが必要になる…
この本はもちろん博物学(生物学)を根元から作り変えました。
当時人々の大半は生物種が分岐することすら納得してはいなかった。
そのことを頭に入れてこの本は読む必要があるでしょう。
叙述は慎重であり、時に迂遠です。
おそらく、少しの予備知識は必要でしょう。
多く入門書はありますが、私には佐倉統「進化論という考え方」が、
今日的な視点!から平明な説明をしていて助けになりました。
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2013年3月12日
 個体差、変種、亜種、種の間は連続しており、ダーウィンはそこに区別を設けなかった。だから、「自然は飛躍しない」という博物学の格言は、進化論によってこそ理解される、と指摘する(『下』P.239-240)。

 しかし、たとえ軽微であっても、同種の他の個体と比べて有利な条件に恵まれていれば、その個体が「自然に選択される」結果、種として定着するようになり、起原種や亜種など劣っている中間体は駆逐されてしまう(『上』P.15, 74-75, 85, 112)。この結果、連続的な自然的体系が、種という非連続な量子になってしまうのである。また、保存に理想的な条件が揃いにくいため、これらの化石は発見されないことが多い(『上』P.225)。

 言ってしまえばこれだけであるが、ダーウィンは、そもそもの「変異」の原因を明らかにしていない。「自然の状態のもとにある生物にはいくらかの個体的な変異性がある」、という程度で片づけている(『上』P.85)。突然変異はおろか、遺伝子という概念も知らなかったのだから無理もない。突然変異と自然淘汰によって進化を説明しているわけではない。ないような気がする。

 文庫本で上下併せて八〇〇ページ近い浩瀚の大冊であるが、これでも「抄本(アブストラクト)」なのだそうだ(『上』P.11)。翻訳は劣悪を極め、読みづらいことこの上ない。人前に出して金を取れる水準ではない。原典の英語が難しかったとか、そういうことではなく、翻訳者や編集者の性格の問題だと思う。社内で問題にならなかったのだろうか。
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2012年7月9日
この本を最初読んだ時は、ほとんど分からなかった。
いったいダーウインはなにをくどくどと言い訳しているのだと、
思ったりした。
この疑問は、自分が日本人で、キリスト教なんか全くしらない
からなんだ、と今は思っている。でもそれが分かっても、やっぱり
何度読んでもよく理解できたとは思えない。

他の訳書も読んでみようと思っている。
訳者はルイセンコ学説の信奉者だということを
知ったからである。
とはいえ自分がこの本をよく理解できないのは
訳者がそうだからという訳ではない。
蛇足だけど、進化論についてはグールドやドーキンス
の本に大変お世話になった。
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2008年3月10日
画期的な論理を展開した科学者の多くが、宗教との対立など、センセーショナルに語られるのだが、彼らは、驚くほど挑戦的ではない。より真実に近いことを追求しようと、あらゆる情報を精査し、長い時間を考え続け、そして、自分が納得できる論理を紡いでいく中で、やっと、その理論に至っている。この本を読むと、その思考の過程を垣間見ることができる。いや、かなり実感できる。しかし、この本を手にしたほとんどの人間は、最後まで読みきっていないことが、ほぼ確実に予想できる。大抵の人間には、ダーウィンほどの忍耐強い観察と思考についていくことは不可能なのだ。しかし、読みきれないからこそ読む価値がある本もある。数ページでも読み進めれば、自分が如何に浅はかな閃きを求められる世の中に生きているか、ということに気づいてしまうだろう。そして、いつか、これを読みきれる人間になりたいと願う。(読みきれない人間のメモ)
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2014年6月19日
この本を読む前の自分の問題意識の一つが「ダーウィンの主張は進化論なのかどうか」でした。

鯨の足がヒレになる。これをヒレというゴールから見れば、進化になる。しかし、足から見れば退化になる。
そういう相対的なものを果たして主唱者は「進化」などと呼んだのだろうか……?

読了してみたら、ダーウィンは一言も「進化(引用くらいでしか使っていない)」とは書いておらず(「自然選択」としか書いてない)、(やっぱりね…)と安堵しました。

しかし、なぜこれが「進化論」という、ある方向性を持っているような主張に誤解されたのか、が気になって『ダーウィニズム論集』を読んでみたら、案の定、(ダーウィンを後押ししたい人たちの言葉だったのだな……)ということがわかりました。

それだけわかったら後は何でもよかったのですが、三冊あってもおもしろいので読みやすかったです。

観察結果の記述で、「動物は飼育すると繁殖しなくなる」という説には色々考えさせるものがありました。

人間の不妊は……もしかしたら快適な生活環境と関係があるのではないか?などと考えています。

大戦中など、国を問わず、戦地になった場で、男女がいるところでは、人目も憚らず、人間は生殖行動に励むようです。

生存が担保されないという意識が、生物の生存本能のどこかを刺戟しているのかどうかはわかりませんが、肉体的な危機を覚えた方が、人は生き残りたくなる……のかな?

断食とか、禊とかをやっている修行者の生殖能力は、禁欲という戒に反して、高まっているんじゃないかと思います。
(レンジャーの演習している自衛隊員とかも)

……そんなことを考えました。不妊にお悩みの方、もしよければしばらく禊してから挑んでみて下さい。
(禊では不妊治療で「体を温めろ」と言われるのとは真逆のことをします。水で体は一旦冷やされますが、眠っている神経が呼び起こされますので、三日目くらいから体は猛烈に熱を発して、冷水に抵抗するようになります。多分、そういう体になった方が妊娠しやすくなるんじゃないか?という仮説です。試された方、結果を教えてほしいです)

そんなことを考えた本でした。
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