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カスタマーレビュー

5つ星のうち4.8
6
M/Tと森のフシギの物語 (岩波文庫)
形式: 文庫|変更
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2015年11月7日
初め難しい本やなと思いながら読んでいましたが、麼ガタリ 

初め難しいと思いながら読んでいましたが、物語の骨子が見えかけてからは一気に読めました。物語に引き付けられて次々夢中になって読み進みました。
大江さんの作品なので軽くはありませんが、小説の苦手な僕でも読めたので皆さんにオススメします。今はm/tとよくにた、同時代ゲームを読み初めています。
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2014年12月9日
大江作品のなかでも特に海外でよく読まれているという、『M/Tと森のフシギの物語』が岩波文庫から出ました。編集付記によると、岩波文庫版では従来の本文と解説が改訂され、大江氏による新しいあとがきが加わったそうです。
大江作品は難解なものが多くありますが、この小説は文章が読みやすいし内容もわかりやすいと思いました。丁寧なです・ます調や方言からなる文体に、なんとも言えない優しさや温かみを感じました。

この小説の大部分は、森のなかの盆地で語り継がれる伝承が占めています。伝承では森のなかで戦争や神隠しが起こったりして、宮崎駿監督のアニメ映画のようだと思いました。神話と史実、日常と非日常が交錯するような伝承が、話が進むにつれて「僕」たちの生きる現代へとゆるやかにつながっていきます。そして「僕」たちの現代もまた、子供たちが生きる未来へと受け継がれていきます。
めまぐるしい日常に追われる現代人が忘れがちな、歴史や共同体や自然の大切さに触れることができる感動的な小説でした。小野正嗣氏による巻末解説も、非常に感動的な名文だと思いました。
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2016年6月18日
タイトルからして決してとっつきやすい作品では必ずしもないですが、しかしやはり大江はなにより作家としてものすごい腕を持っていたんだということがわかると思います。
近年政治的な発言ばかり取り上げられ、なんだか偏屈な昔の知識人とステレオタイプで気に入らないなと、特に大江の作品に触れてこなかった若い世代の方は感じているかもしれませんが、一度それは置いておいて小説をよんでみてほしいです。政治人大江が気に入らない人でも、きっとどこか響くものがあるのではないでしょうか。
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2014年10月22日
わりと大江関係のものには、目を通してきたつもりだが、見落としていたのがM/T。
たとえば近頃は黒川創さんなど、小説と批評を行き来する方の仕事、目を見張るものが出てきたが(以前からあったが、最近はとくに目に付く)、このM/Tの付録になっている、小野正嗣さんの解説「流されないひとしずくの涙をつたえてゆく」が素晴らしい! 初出のデータはないが、新規のものではないだろう。これほど『同時代ゲーム』以降の大江を、的確かつ美しく書いた文章は珍しい。大江さんご自身に「カッコヨスギル」、とまで言わしめた絶品だと思う。大江文学をもういちど読み直したくなる、という点で批評の教科書みたいな文章だ。
だけど肝心なのは原作を読むこと。『ゲーム』も『M/T』も読み直します。
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2014年11月22日
”−とんとある話。あったか無かったかは知らねども、昔のことなれば無かった事もあったにして聴かねばならぬ。よいか? −うん!”
という語り口で、語られる村の歴史を、古老からの話を一緒に聴いているようにして読んでいくと、村の創建期の話が神世の話として語られ、復興期、幕末・明治期、戦中・戦後、と時代を順次、下ってくる中で、各時代で活躍する人物(M(メイトリアーク)としての「オシコメ」やT(トリックスター)としての「壊す人」などとして)が生まれ変わりを意識する描き方で出て来ます。
ここには、祖母に代表される村人らの伝承としての死生観−死ねば森の高みに上って、樹木の根方にとどまり、やがてまた降りてくる−があります。
”なぜそのような繰りかえしがあるかといいますならば、それは魂がみがかれて、「森のフシギ」のなかにあった、もとのいのちに戻れるまで、清らかになるためやと思いますが!”(p.403)

現代に至ると、遠い昔から語られる分、現在を越えて(はみ出して)、意識は未来にまで伸びる感覚が残り、自分も悠久の流れの一部であることを実感させられる良い作品だと思いました。

「今度は『M/Tと森のフシギの物語』に対して、そうではないと異化の声を発しつつ『同時代ゲーム』にたちかえってくれる批評家、読者が現われてくれればどんなに倖せだろう・・・・・・」(『私という小説家の作り方』 (新潮文庫,2001/4)、P.98)という作者の言葉にしたがって、『同時代ゲーム』を読んでみようかと思います。

今回『M/T』を手にしたのは、前月の『自選短篇』があったからで、岩波文庫編集者の選択眼に感謝!です。
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2014年11月9日
新しい形で出るということは読者にとってもうれしいものです。私はこちらは連載当時から読んでいたので、現在持っているのは岩波書店の同時代ライブラリーです。こうして文庫という方になり、よりたくさんの方の手に渡ることはうれしいことです。

決して読みやすい一冊だとは言いませんが、読み終えたときに得られるものの大きさは保証いたします。
こちらの作品と『個人的な体験』がノーベル文学賞の受賞理由だということは有名なことですが、賞を取っていても、いなくても、彼の作品はやはり素晴らしいし、面白い。合わせて『キルプの軍団』を読むのも楽しいかもしれません。
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