カスタマーレビュー

ベスト500レビュアーVINEメンバー
2017年8月14日に日本でレビュー済み
今巻はリンド・ヴルムの街の議会代表の火竜スカディ・ドラーゲンフェルトの心臓病の手術がメインテーマです。火竜の手術という前例のない治療のため、手術器具や薬を新たに作り出すだけでなく、執刀者もクトゥリフとグレンの二人では足りず、助っ人を養成しなければなりません。何より患者であるスカディを説得し、治療を受けることに合意させるのが難題で、グレンは大変な思いをします。第3巻を全部かけるだけの大仕事なのです。
でも、その合間に新キャラ、キュクロ工房の徒弟として働くサイクロプスの女の子メメ・ルドンの様子とサイクロプスの特性・得意仕事がしっかり描かれています。メメがとても可愛い。
また、今巻の特別な趣向は「サーフェの診療記録」の名の日記から、アラクネのアラーニャの本音をサーフェ、ティサリア3人で掘り下げた2度にわたる女子会の様子が知れることです。グレンには見せられません。
メメとルララの会話、苦無とケイとローナの会話も短いですが、互いの本音を知り自分の隠れた願いを見つめて、互いに友達になっていく良いシーンです。
グレンの活躍もさることながら、スカディ、クトゥリフも含めてモンスター女子(少女、娘から熟女まで)が跳ね回るところがとても面白く、心理も掘り下げられているので。これまでの巻の内で一番面白かったです。
アラーニャはクトゥルー神話が元ネタの某ラブクラフトコメディに登場する銀アト子を思い出します。彼女も略奪愛体質で宇宙アパレルメーカーの会長令嬢ですから。厄介ではありますが、読者から見ても強烈に魅力的ですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
23 件のグローバル評価
星5つ
63%
星4つ
25%
星3つ
11%
星2つ 0% (0%) 0%
星1つ 0% (0%) 0%