カスタマーレビュー

2020年7月1日に日本でレビュー済み
子供の時に読んで火の鳥の中で一番怖かった作品です(笑)
環境破壊が進み地表に住めなくなった地球、電子頭脳に任せ判断力を失い破滅する人類、フラスコの外で生きられない人工生物、老化はするが死ねない主人公の孤独など手塚治虫のペシニズムが炸裂しています。

ただし本作は人類の破滅が序章に過ぎず、その後を描き黎明編まで一周して僅かな希望を見出すという展開は今読んでも圧倒されます。
細部の描き込みはともかく、このスケールで物語を作るビジョンは手塚治虫以外にいないのではないでしょうか。
望郷編で2巻使うなら、こちらで2巻費やして描いて欲しかった所。
また電子頭脳に頼り破滅する流れはAIにより現実化してきそうな部分もあり、やはり今でも怖い作品です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
126 件のグローバル評価