カスタマーレビュー

2014年2月5日に日本でレビュー済み
昔、家庭教師をしてくれていた詩人が、某新聞のコラムで、
「自分は動物や草木と会話ができる。実は鉱物にも意識があるが、
彼らの考えは価値判断的で、うまく話せない」と書いていた。

偶然なのかなんなのか、本作の「宝石」たちもまた、
自分は必要とされているか、愛されているか、役に立っているか、
自分は美しいか、強いか、自分もああいう風になりたい、ああはなりたくない、
などと、非常に価値判断的な思考をしている。

それが多分に思春期的であるのが、本作の胸きゅんポイントであると同時に、
そうした中で、主人公フォスが極めて献身的な動機を持って動いていることが、
われわれ読者を強く惹きつけるのかも知れない。

単行本は表紙がプリズムのように光るので、Kindleより素敵である。
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商品の詳細

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