カスタマーレビュー

2019年7月6日に日本でレビュー済み
読み終えて丸一日、茫然と落ち込んですごしました。
スイートルームでのやり取り(主役の二人だけでなく、義行やシゲさん、みどりも)全てが、宝物みたいに輝いていたのに、ラストは酷い!
この最終巻に至るまでのかけがえのない時間の中で、登場人物の一人ひとりが、読者の大切な存在として息づいていく。誰一人として、軽んじてはならない存在に育っている。
なのに、なのに、です。
主役の龍のラストシーンがこれだなんて! 作者はそこまで神な存在なのですか? 読者の中で育っていたキャラクターは、そんなにも軽い存在なのでしょうか。
読者は、とくに主人公たちと同世代なら、夏ちゃんのように、突っ伏して泣き崩れた事の一つや二つ、きっとあるはず。 だからこそ漫画の中では、現実を超えて生きたいのです。漫画の中でまで、「現実の厳しさ」など教えてもらわなくたっていいのです。
夏ちゃんと龍の、現実には存在し難い、けれどとても共感できる繊細な恋愛模様が、ラスト 近くのたった2ページで、こっぱみじんに壊されてしまいました。茫然です。
10年ほど前の「The Mist」という、米映画を思い出しました。後味の悪さは映画を超えているかも知れません。
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5つ星のうち3.5
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