カスタマーレビュー

2020年1月20日に日本でレビュー済み
瞳島眉美は、4歳で奇妙な星の輝きを見てしまってから、他人と関わることが苦手になりやがて性格がゆがんでしまった。その眉美が中学2年で加入したのが美少年探偵団。美術室(美術の授業がなくなって空き教室になっていた)を勝手に改造し事務所として使用していた美少年探偵団。天才児くんが美術室の天井画を描いている最中に、ふとしたことから眉美が大量の絵を天井裏で発見してしまった。誰が何のためにこれほどの絵を描いて天井裏に隠していたのか。その謎を解くという宿題を美少年探偵団のメンバーは課せられる。
 目の能力のせいで、家族との不和もあり孤独な生活を続けていた眉美は、美少年探偵団(眉美は少女であるが)に加入することになったのだが、ねじ曲がった性格は素直に美少年探偵団のメンバーを仲間と認めることができない。呼び出されても逃げだそうとし、ライバルの髪飾中学校の生徒会長に謎解きのアドバイスをもらったりして、反抗的な態度をとり続ける…。
 天井裏と講堂の絵の秘密を解き明かす過程で、眉美は少しずつ美少年探偵団の一員であることを意識し始める。最後の場面は団長のいう「美しい」締めくくりとなる。それにしても、最近の中学校における技能教科(美術や音楽や家庭科等)の軽視には私ももの申したい。そうした風潮(5教科の点数が最優先)に対する、作者の痛烈な風刺(不良くんのように)である作品でもあるといえよう。
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5つ星のうち4.7
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31 件のグローバル評価