カスタマーレビュー

2020年4月10日に日本でレビュー済み
追記「後半はまるで違う人が書いたように文章が変わったことを追記しておく。二冊目もずっとよくなっている。」追記終わり。
登場人物の個性やエピソードは原作のイメージを壊さないもので売れているそうだ。が、しかしお金を取る文章とはとても言えない。ト書きのようだ。せっかくのストーリーがもったいない。倍の価格でも良いのできちんとした作家さん翻訳家さんが描いた物を読んでみたい。きっとずっと素晴らしいものになるだろう。ただ話を追っただけの下書き。何しろ表現が稚拙、読み進めるのが苦痛。何故、これほどまでに苦痛なのだろう。漫画でも同じ内容でも表現で違ってくる。この「違ってくる」「間」ともいうべき物が全くない。味も素っ気もない。「怒る」とだけ書いて終わりにしてしまうような安易な文章に違和感を覚えるのか。そこを読者に丸投げして平気な文章、流れのない文章。心の動きを追うつもりのない文章にガッカリするのか。でもエピソードは知りたいから我慢しながら読む。出版社はどうしてこれをOKしたのだろう。もし、これが漫画だったらこの表現で満足して世に出せるのだろうか。もっと推敲出来たはず。これは「小説」と呼ぶには値しないものだと思ってよもう。

やはり本には美しい文章を期待したい。
”ぼくの花は、はかない花なのか、身のまもりといったら、四つのトゲしか持っていない。それなのに、あの花をぼくの星に、ひとりぼっちにしてきたんだ!”星の王子様

”というのは、フォーンの茶色の目にみるみる涙がたまって、ほろほろとほおをつたっておちはじめたからでした。涙はやがて鼻のさきからしたたりおち、とうとうフォーンは、両手で顔をおおって、大声をあげて泣きはじめました。”ライオンと魔女より

"僕は、災害を限定するように、あらゆる場合に犠牲者の側に立つことにきめたのだ。彼らの中にいれば、僕はともかく探し求めることはできるわけだーどうすれば第三の範疇に、つまり心の平和に到達できるかということをね"1947年発刊の「ペスト」より
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