カスタマーレビュー

2016年8月12日に日本でレビュー済み
7巻も賛否が多かったですが、そこに至るまでの十分な要素があったし、レミオン派有利での決着に収める展開に無理がなかったので「良い意味」での賛否が多かった印象です。ですが今回は展開に無理がある「悪い意味」での賛否が多いなという印象です。

イクタの復活は主人公ですし、戦場まで戻ってきてウジウジと悩まれるよりはスパっと活躍してくれたことは良いでしょう。
ただ、怪我を負った足以外にブランクが無さすぎという意見はまさにその通りだなと。シャミーユはともかく、2年間現場で戦ってきたトルウェイとマシューにブランクを指摘されるとか、(不遇な)ジャンに完全に出し抜かれるというシーンがあったら復活により説得力が増したはずです。

次に一番の賛否がある件のハロ。イクタの復活に合わせて進められてたこちらの話が中々どうして。突っ込みどころが多く、もう少し上手い魅せ方と落とし所がなかったのかと思わずにはいられませんでした。
前巻から始まった半ば置いてけぼりなパトレンシーナの話、(イクタが有能過ぎるのもあるが)最初からバレてる、シャミーユ除く騎士団とキオカ側の一部しか知らないとはいえ身内贔屓過ぎる決着。読んでいけば理屈は分かるのですが、それ以上に突っ込みどころが多かった。

以上のことから7巻と違って今巻は突っ込みどころが多くある展開に無理のある残念な部分が目立ち「悪い意味」での賛否が付いてしまった仕上がりなっている。作者の意図したことだとしてももう少し話を練られたはず。
(あとは戦死と明言されたヤトリだけど、死体をどうこうしたという話が出て来ていないのが気になった)
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5つ星のうち4.1
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