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2019年11月24日に日本でレビュー済み
『魔法科高校の劣等生』第30巻
奪還編

読了しましたが、水波に関していうならば、落ち着くところに落ち着いたという感じがします。
個人的には、水波に選択肢を与えずに彼女をパラサイト化することも間違っているし、逆にはじめからその選択肢を与えないことも間違っていると私は思っています。
水波のような人たちを救う為には、パラサイトについての研究は進めるべきだし、はじめから排除するという主人公の考え方には違和感を覚えますね。
とはいえ、水波を奪還して一段落した第30巻。
作者自身が公言しているように、魔法師の「栄光と苦難の歴史」については、伏線は回収されましたが、その結末は本編では描かれないとのこと。個人的には、ぜひ知りたいところなので、何かの機会にでも描いてもらいたいところです。

水波を連れ、日本を脱した九島光宜。パラサイト化したレイモンドと共に、USNA軍基地のある北西ハワイ諸島を目指す。
一方、九重八雲という意外な伏兵によって追跡を阻止された達也だが、彼は水波のことを諦めてはいなかった。必ず連れ戻す、と深雪と約束したからだ。
光宜とレイモンドが逃れた先。そこは奇しくも、リーナが救出を願うカノープス少佐が幽閉されたミッドウェー監獄に近い、パールアンドハーミーズ米軍基地。
パラサイトを滅す新魔法『アストラル・ディスパージョン』を習得した達也が、水波と、そしてカノープス奪還のため、USNA軍基地を隠密裏に強襲するのだった……!!

作者自身曰く、光宣は「ラスボス」とのことですが、そのラスボスとの決着がつかずに終わった第30巻。
『魔法科高校の劣等生』という作品が、達也と深雪の高校卒業まで(第30巻あとがき)の物語とするならば、本編と関係ない伏線については伏線が回収されずに終わってしまうケースというのは前述の場合に限らず他にもありそうですね。

第31巻は未来編!
次巻にもこうご期待!
(2019.11.24記)
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