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2009年9月12日に日本でレビュー済み
 第109話は最上の休日編。だが、一人で休日を過ごす話ではない。最上の良さは他人とのコミュニケーションの中に見えるものだから、一人で過ごす姿は、あまり想像できなかったのでしょうね。もしあの悲劇がなければ、自分の子供にあんな話をする日が来たのでしょうか?まあ、他人だからこそ言えることもあるのかも知れませんけれど。
 第113話は外見まで含めて自分だよ、というお話。他人から見えるのは外見しかないのだから、いくつかのアイテムを上手く使いこなして自分のものにする必要がある、と。こちらは水無月が活躍する。誠意というものが何も媒介せずに相手に伝わるのならば、こういうお約束はいらないのかも知れませんけれど。

 この二つのエピソード、前者は全ての存在の一部としての自我の話をしていて、後者はその自我同士がコミュニケートするためのプロトコルの話をしている。こういう視点で見ると、それぞれのエピソードのつながりも見えてくる気がする。
 一見、バラバラなエピソードが積み重なっている様に見えるけれど、これらの話を考えた頃に作者がどんな思想を持っていたか、みたいな視点で読んでも、楽しめるかもしれない。
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