カスタマーレビュー

2019年3月22日に日本でレビュー済み
一人のファンとして言っておきたい。
賛辞だけがファンレターではない、と信じて言いたい。

2巻まで読んでの正直な感想は、
「ぜんぜん面白くない」であると。


キャラクターに魅力があるわけでもなく
感情的に応援したくなるわけでもなく
視点があちこち飛んでいき、

「一体どういう世界なんだろう」
以前に「何をみせられてるんだ」
という気持ちが勝っても

「きっと面白くしてくれるはず…!」
という期待を担保に読み進めてきた。

16Pの1話完結を描かせれば天下一品の先生、
「外天楼」「天国大魔境」ときて、確信した。

「「ストーリーマンガ向いてない!!!」」


かなり大きな要因なのですが、
氏の持ち味のコマ割りやテンポが、
全くストーリーに向いてない。

1動作1動作ていねいにロングショットで割っていくコマは
ただ淡々と小芝居で展開を処理してるようで
(キャラの心情や緊迫感によりそえずに)
「展開や人物が気にならない」印象につながっているように思います。

また、崩壊世界の生活観がリアルというよりダサく、
性愛に絡んだ描写が絶妙に気持ち悪い。

先生の描く「妙に生活感のあるダサさ」は愛嬌があり好きな要素だったのに、
それが題材を違えるとこんなに気持ち悪くなるのかと驚きました。

ときおり混ざるギャグテイストの掛け合いが、いつもなら楽しめるのに
今作の世界と拒絶反応起こしているのが悲しい。


まだまだ言いたいことはあるけれど
「先生の描きたい世界観と適性が噛み合ってない」
が総評です。

「このマンガ知ってるやつは通なんだぜ」というランドマークになっている現状、
称賛以外の口コミは憚られること請け合いな昨今ですが、

それ町ネムルバカの大ファンとして
言おうと思いました。

作家は好きに描いたほうがいいですし、
読者である私は読みたいものを選べばよいのです。

だから私はここで脱落することにします。
次回作を楽しみに待ちながら…。
先生の切り取った少し不思議な日常の漫画は、やっぱり面白いですから…
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商品の詳細

5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
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