カスタマーレビュー

2007年11月10日に日本でレビュー済み
※こちらのレビューで井上佐藤さんを男性作家だと断定している方が居られますが、
著書にはどこにもそんな表記はありませんし(一人称やキャラはよくあるノリだと考えられます)
その後の著書でご本人が女性だと明言しています。
どうぞ不確かな情報に惑わされぬよう、性別に関係なく正当な評価をお願い致します。
それで作風や画風が自分の好みに合わない、というのなら全く構わないと思います。

まず、表紙に惚れました。作風、画風とも私はかなり好みです。
画風はリアルな描写で、しっかりと露骨ではありますが、やたらデフォルメしていません。
体の線や表情の描き方が美しく、ヘンなぼかしを入れない映画のような雰囲気があります。
ファンタジー要素はきちんとあるのに、質感や空気、息遣いといった細部にまで神経が行きわたっていて、
とにかく丁寧に描き込まれています。
『ランブル・ラッシュ』の神室晶/高緒拾さんあたりが大丈夫な方、好きな方なら嵌る画風だと思います。
美少年系のキレイで、かわいい画風が好みの方には抵抗があるかな。

表題作の『エンドルフィンマシーン』がとにかく良かった。
相手が失神するほど凄いセックスをするのに(笑)その自覚がまるでない魔性の整体師。
どんな鬼畜なのかと思ったら案外、乙女な性格だったり(笑)そのギャップが素晴らしい。
あとはSMだったり、大人の三角関係だったり、切ない片思いだったりとバリエーション豊か。

流れに無理がなく、見せ場もちゃんとあって、絵、話ともに十分愉しめます。
少々クセのある話もあるので★ひとつ減。
凄い新人さんが出て来たなーという感じです。今後、大いに期待しています。
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商品の詳細

5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
34 件のグローバル評価