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2020年5月15日に日本でレビュー済み
 敵の猛攻に桜備を奪回するのが精一杯、謎のむーんらいと仮面(正体バレバレ)の援護で監獄
から離脱する第8とジョーカー。バーンズ殺害の濡れ衣まで着せられて第8の立場がますます
悪くなった一方で、第5の火華と第1のカリム&フォイェンは人体発火と「ドッペルゲンガー」
の謎に迫るべくある場所を訪れる。かつて火華とアイリスが過ごし、彼女たち以外のシスターが
炎に消えた忌まわしき「聖ラフルス修道院」。その地下には……。
 冒頭で逃げる第8、そして修道院地下での戦いでも優位だった敵が深追いしてこなかったのは、
彼らの計画が着実に進行し世界の破滅が目前だから。“ドッペルゲンガー” 周りの話は少々ややこ
しいですが物語も終盤、とにかく状況は主人公サイドにかなり厳しく重苦しい緊迫感が。
 
 …と思わせておいて終盤はアーサーパート、剣(柄)を破壊されて意気消沈の彼に新たな武器を
授けようとするヴァルカン(とその周辺)の三文コメディ。より強い剣を作るためにでっち上げた
「伝説の金属オリハルコン」をアーサーに信じ込ませようとした彼らの涙ぐましい努力は、ノリ
すぎたアーサーのカン違いで明後日の方向へ。挙句に意外な人物も出てきて開いた口がふさがら
ない(笑)。
 この辺はあとがきで語られていますが、作者が基本的にひねくれていて行動理念が悪意・悪ノリ
・悪ふざけなものだから、バトル物にありがちな「不幸自慢大会」「お涙頂戴劇場」「お説教教室」
はなるべくやらない方針らしく(笑)、まあそれでいいのではないでしょうか。
でも「自分にとって最後のマンガのつもり」というのはちょっと気になりますね…。
 
 表紙は一周まわってシンラに戻ってきました。プロフィールは1巻と全く変わってません!
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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