カスタマーレビュー

2021年4月5日に日本でレビュー済み
本作は『聖女の魔力は万能です』に登場する御園愛良(以下、アイラ)をメインに据えたスピンオフ作品になります。

アイラは本編の主人公:セイと共に【聖女召喚の儀】によって異世界に呼ばれます。しかし、アイラのステータス表示は【聖女】ではなく【魔道士】でした。(本当の聖女はセイ) しかし、第一王子:カイルの愚行によって誤解が生じ、アイラは聖女として扱われることになります。(セイは放置されたことに怒り、その足で隣国に行こうとしましたが周囲の者に止められました)

アイラは良くも悪くも普通の女の子です。「元いた世界には戻れない」と告げられ、『もう二度と家族や友人に会えない』と泣き出します。カイルが過保護なほど親身に接することで次第に現状を受け入れていきますが、カイルが『アイラは【聖女】』と言う度に不安を感じます。本当は【聖女】ではないことが分かっており、『聖女じゃないと知られたら見捨てられるんじゃ…』という恐怖心を抱いているように見えます。

第一王子のカイルは情に厚いようですが、思い込みが激しく、直情径行型の人間です。『長男が国王になる』という伝統から王太子の地位いますが、感情のみで行動している姿をみると"王に向いていない"と思ってしまいます。【聖女召喚の儀】を執り仕切る立場でありながら「召喚の場にはもう一人いた」という重要な事実を把握していませんし、聖女として確かな実績があるセイ本人に『偽【聖女】』と言ってしまったあたりが失格です。(周囲の者も”正気かコイツ”という目をしていますし) 国の重要度で言えば"国王より上の存在"を貶したんですから、謹慎処分でも甘いかなと思います。

本作はアイラの努力して成長する姿を描いたストーリーです。イラストも丁寧です。本編はアニメも予定されています。こちらも合わせてチェックするとよりストーリーを楽しむことができると思います。
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5つ星のうち4.4
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