カスタマーレビュー

2019年10月7日に日本でレビュー済み
失踪日記1は傑作でした。

しかし失踪日記2は率直にいって駄作です。

失踪日記1は「野宿生活編」「配管工編」「漫画家半生追憶編」「アル中病棟編」などで構成されてるのですが、これはその中で一番つまらない「アル中病棟編」を単体で切り取って水増して発売しただけです。特に目新しい話も面白い話もなく、既読感が強いので、失踪日記1の読者であれば読む必要はないです。

なお、面白くない理由の一つは、出てくる登場人物に魅力が欠けてることだと思います。(基本)ノンフィクションであるから脚色でもしない限りは仕方ないとも思うのですが、中にはアル中以前にそもそも人間として問題外の人物(浅野とか)もいて不快感すら出てきます。

挙げ句、そういう脇役達が一応アル中から更生しようとはしてるのですが、最終的には、病院から追放されたり、いつの間にか卒業していていなくなったりと、「果たしてアルコールから足を洗えたのか」という部分についてはモヤモヤしたまま終わるので、何一つカタルシスがありません。

作者はジャーナリストでもなんでもないし、そもそも本人がアル中患者だったのでそこまで追い求めるのは酷だと思うのですが、せめて他の患者たちの末路(願わくば明るいもの)が少しでも描かれていたら、もう少し高い評価にはなったと思います。
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