カスタマーレビュー

2017年11月25日に日本でレビュー済み
光×春樹。英×春樹。この2ルートがどうなるのか気になってしょうがなかった最終巻。

光の一方的な執着と性暴力により心が疲弊して壊れていく春樹が悲惨で、「英先輩お願い、春樹を幸せにして」と願いながら読んでいた。
が、Hシーンは光×春樹の方が断然多くて背徳的でエロいので正直どちらとくっつこうが悩ましかった。
英先輩ルートならハピエンは約束されてただろうに、春樹と光の2人では無理心中バッドエンドか、同じ罪の十字架を背負うメリバルートしかなかったようだ。
表紙がまさに2人の共依存の関係を表しているかのよう。

春樹はストックホルム症候群なのか自分から再び光と会わせるよう仕向けたり性的に挑発したり、自分から受け入れるのが病んでてえろかった。
性欲を優先して春樹を始終傷つけるだけの光は英先輩と比べると人間性で霞んでしまう。
そもそも光が性欲を抑えることさえできていれば春樹も彼の家庭もここまで壊れなかった。
そして英先輩が春樹にさっさと手を出していれば。

「義兄弟BL」なので英先輩の存在は最初から「当て馬」でしかないのだけど、それで終わらせるにはもったいないキャラ。
英先輩はロマンチックな紳士ゆえにクリスマスにホテルで春樹との初Hに臨もうとして失敗してしまった。
光は時と場所を選ばないどころか春樹の気持ちは一切無視で己の性衝動のまま春樹を抱き潰して死なせかけたにも拘らず春樹との関係が復活してしまったのはなんという皮肉。

春樹パパは息子の二度目の入院後に光との異常な関係に勘付いたと思う。別荘に行けばあちこち性交の痕跡が残っているわけだから。
春樹パパからしたら光は妻子を奪い、家庭を壊した元凶になるから籍から抜いて絶縁したかったんじゃないかな。

全巻読破したらまた1巻の冒頭再会シーンを読み返すと無限ループ感が味わえるかも。
可能なら特典ペーパーも全部見た方が良いと思う。
未練タラタラの英先輩の様子とかあって4巻までのショックが和らいでちょっと微笑ましい気持ちになる。
あと今更だけど、「HARUKI」と「HIKARU」でアナグラムになってるのもペーパーで知った。
この2人だけアナグラムになってるってことは当初から光×春樹ルートしかなかったわけ…。

その後「薄い本」2冊とも読んだ感想…
光の進歩のなさにがっかりした。光ママが浮かばれない。不能になるのが光だったらよかったのに。
やっぱり春樹の心身の治療には英先輩との愛あるHしかないように思う。

そしてこの話は「多分まだ続く」そう…。
堂々巡りになるなら人一人しなせる必要はなかったのでは。元の木阿弥だったのかと呆然。
頼むから光は内面を磨いてほしい。対人スキルつけてくれ。星ひとつ減らします。
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