カスタマーレビュー

ベスト1000レビュアー
2021年4月25日に日本でレビュー済み
時事ネタであるパロディや世相がこの巻でも積極的に取り入れられており、もはやこの作品の個性として両輪を成しているのかもしれません。
賛否はあるでしょうが、この作風がエピソード群において緩急の役割も果たしており、パロディのみで完成している話もあれば風刺でピシッと締められた話もあるため作品としては幅を持っているといえます。
ベースであるコメディタッチも維持されるどころか冴えは増している印象。
今回は登場する妖怪キャラクターもその出自が神話や都市伝説にまで及んでおり(ターボ婆のエピソードはデザイン、新装備、オチに至るまで秀逸なデキ)、なおかつレギュラー妖怪たちの描写も確実に重ねられています。
人間側も一部その過去が窺えるなど徐々に深められてはいますが、そういった掘り下げは妖怪側の方が一歩先んじているといったところ。
巻の構成も終盤に読み応えのあるエピソードを持ってくるのが恒例となりこなれてきた様子。
三巻めにして全く順調に作品の広がり、奥行き、厚みは増していっているといっていいでしょう。
先へも大いに期待です。
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
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65 件のグローバル評価
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