カスタマーレビュー

2020年9月16日に日本でレビュー済み
前作「夢中さ、君に」のファンで今回も楽しみにしていましたが、面白くなくなっていて衝撃でした。はやく面白い話こないかなと読んでいましたが1話以降失速していくばかりでした。
クールな人たちが、真顔で言わなそうなとぼけたことを言っている、顔芸の連続。それが面白いと感じるひとにはハマりますが、ハマらないと笑いたいのに笑えないので苦痛です。ときどき文字がびっしりのフキダシがあるのですが読んでもとくに面白くないのが辛かったです。
クールな人に可愛いところがあるというギャップ/逆に可愛い女生徒に過激なところがあるギャップ、そういう表現が多いように感じました。本来それは人の魅力ですが、ギャグ表現としてしつこく描かれることでこの人は本来クールなままであるべきなのに…みたいな偏見があるように感じてきます。ギャップを魅力として描かれているのはわかりますが、クールそうなのにアンパンマンのDVD借りること、かわいいマグカップを使うことなどすら笑えることとして描かれていて、全編通してそれらを「違和感、おかしなこと、笑えること」としてしつこく表現されると、成人男性はアンパンマン借りたら笑われるのか…かわいいマグカップは駄目なのか…と暗い気持ちになってきます。読んでいるとだんだん「このおかしな先生をみんなで笑ってやろうぜ」という趣旨に思えてきて辛いです。実際にこの先生は架空のキャラクターなわけで、傷つく人なんてどこにもいないのに、なんかもう笑いにくいです。個人的な体験ですが、生徒に馬鹿にされ泣いて休職した先生を思い出す内容でした。そんなふうに読む人は滅多にいないからこその高評価だと思いますが…。
先生の観察日記つけたり、犬に眉毛かいたり、SNSで情報共有してあだ名つけたり、まるで学生/集団ならやってもいいような面白いことみたいに描かれていますが、やられる方は全く面白くない加害にもとれる表現がじわじわ辛くさせます。
生徒側になって先生をこっそり笑い者にする、という楽しみ方ができるひとにはハマると思います。
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