カスタマーレビュー

2019年5月10日に日本でレビュー済み
いよいよアルスラーン軍が王都エクバターナへ向けて進軍開始!
ダリューンやキシュワードが鬼神のごとき大立ち回りをすれば、
アルスラーンも自ら剣を振るい、ナルサスは変幻自在の用兵を繰り出す。
まさに「戦記」の名にふさわしい、迫力ある展開が盛りだくさん。
独行に出たギーヴの、愁いを帯びた言動や絶妙な役どころも心憎い。

かと思いきや、ただ派手な切った張ったに終始することなく、
強すぎる信仰心が引き起こす攻城戦の悲劇など、
相変わらず戦の残酷さ、むなしさがしっかり描かれている。
だから、ルシタニアが一方的に悪者になっていることや、
アルスラーンのド正論も、鼻につくことがなく素直に楽しめる。

この辺の戦の描き方のさじ加減が、
本シリーズが素晴らしいエンターテイメントたるゆえんだと思う。

なお、表紙のクバードは作中に全く登場しない。謎の人選。
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
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