カスタマーレビュー

2010年10月3日に日本でレビュー済み
 全8冊。貸本版「河童の三平」を忠実に再現。
 雑誌連載版では冒険ものの「ストトントノス7つの秘宝」の章があるが、貸本版にはない。
その分、物静かな印象が強い。
 そもそも「河童の三平」はアンハッピーな物語だ。山奥で父母が行方不明、祖父と二人で暮らし、タヌキが友達だなんて、極限までかわいそうな子なのだが、ひょうひょうと描かれる。ラストは不条理なほど哀感が漂う。こんなラストでよいのか?と呆然とするほどだ。
 ブックレットの外伝は「ふしぎな甕」。少年サンデー増刊号に掲載されたもの。1992年中央公論社から出版された「中公愛蔵版・河童の三平(全)」に収録されていた。現在の文庫版には収録されていないようだ。
 解説ブックレットの一人目は…角田光代さん!さすが水木先生、ファン層が広い。京極堂さんと合わせて直木賞作家を二人もとりこにするとは。
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商品の詳細

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