カスタマーレビュー

2021年3月20日に日本でレビュー済み
最終巻かな?
と思うぐらいの盛り上がり。

街中ダンスでは、エンドロールの幻覚が見えた。

ここから更に巻数を続け、しかも次巻でも終わりそうにないのを知って、嬉しいより怖くなった。
この先これ以上の盛り上がりがあるのだろうか?

それぐらい話としてこれまでの流れをまとめてくる。

ここから新章突入、といっても良いのだろうけれど、新装1巻で先取り的に結末を見せているだけに、読者の予想を越える展開をどのように仕込んでくるつもりなのか。

5巻で気持ちの方向性の違いを確認してしまった二人。「離れていても思い合う」と言葉にすると陳腐だか、それを互いに互いを「信仰」しているとする描写は、鈴木と杉木の関係を見事に表現している。
特に鈴木は恋愛から「信仰」へ半ば意識的に昇華させようとしており、この切なさはフランスとか南米映画の結末的描写で、感動的クライマックスすぎてここで終わらないのが怖い。とにかく恐怖を覚える出来のよさを5巻に引き続き叩き出している。

杉木の膝エピソードは伏線なんだろうなぁ、と思ってそれも辛かった。
今巻で痛みの描写が少な過ぎて違和感があったのは、実は我慢してるだけでした、展開なのだろうか...

特装版にはプロタンサーのコメントが載っており、他の社交ダンス漫画と一線を画す描写力を見事に言語化してくれていて唸った。
装丁もおしゃかわ。

おまけも含めて文句無く★5
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商品の詳細

5つ星のうち4.7
星5つ中の4.7
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