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2015年11月13日に日本でレビュー済み
音楽においては「スルメ曲」という概念があります。
最初は「何じゃこりゃ!?」と思うほどとっつきにくく、でも聴いているうちにしっくりはまってくる曲のことです。
マンガにも似たような概念があるんだろうなあ、と思ったらこれでした。
読めば読むほど味が出てきます。自分で哲学者の言葉を噛み砕く覚悟のある人向けじゃないかなあ。
他人の言葉を借りてごまかすより、自分ががっつり向き合って今ならこういう回答があるんじゃないのか、というのを提示します。

短時間に食い切ろうとしてはいけません。脳の顎が外れます。
無理やり飲み込んでも消化不良になったあげく、歯の間に残った切れっ端に悩まされるでしょう。
私も一部、「これで大丈夫なの?」という部分があります。後で炎上してもよし、炎上しないくらいにちっさいネタならそれもよし。

最初から「なぜボクはボクになったんだ?」と、答えが出ないこと確定の疑問からスタートし、
与えられた答えっぽいものに「いや、それは答えじゃない」を繰り返す姿は実に京大の人だなあ、と思います。
ヘンクツな方法論で利益より真理を追究するって、いいですよね。
名著の条件は「高評価と低評価が入り乱れること」だそうですが、その予感がします。
高評価をつけた人間が偉いわけじゃないんですけどね。
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