カスタマーレビュー

2020年2月14日に日本でレビュー済み
前巻からあっという間でした。続きが読みたくて気になってしょうがなかったんですが…キモはそこじゃなかったーーーー。。。

何を書いてもネタバレなのでもうほんと難しいんですが…三角と冷川に関しては最初からこうなるのがわかってた気がします。

例えば途中の事務所での会話シーンも、既視感と危機感があるんですよね。何度もあったから当たり前なんですが、だからほんとは最初からこういうカンジだった。それは単に「変わってない」とは言えるんですが、形は変わってないのに中身が違うのがわかる。冷川の危うさが十分わかってきたから。だからこそ、そんな一見平和なシーンでも、読んでるこっちが抱く感情は、なんていうか個人的に「ヤバい」。それは作者の「シーンとセリフの書き方のうまさ」が圧倒的だからなんですけど。本当に「空白」がうまい。

だから読みながら何度も鳥肌立ちました。あの「出られない家」に戻るところとあのやりとりなんて、わかりやすい絵にしたら「崩れる顔」と同じだというか。なんか感覚的に。視覚的にヤバいのと、感覚的にヤバいところの、それこそハイブリッドさがすごい。いつも見てる顔が見てるうちに崩れていくイメージが常にあって、それが怖くてたまらなくて、でも見なきゃいけなくて、常にヒリヒリしているカンジ。

それでもいい意味で「わかりやすいオカルトホラー」にならないのは、もうひとえに、三角が主人公だからだなあ…と思います。その無垢さで世界の果てまで行けるのか…家の前の道端でのやりとりが究極にヤバいです。しかしなんだか個人的には、バッドエンドでいい気がする。
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