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2019年10月17日に日本でレビュー済み
 本作品は「前作」のシーズン2と銘打っている。主人公は2019年に30歳、もっと細かく昭和64年(1989年)1月5日生まれの女性である。冒頭から主人公の日常生活が淡々と描かれる。一体どこがシーズン2なんだと思ってしまうが、主人公が婚活に目覚めたところで「タラ」と「レバー」(幻視?)が出現して「前作」との連続性が描かれる。前作の主要登場人物は2013年に33歳(=1980年生まれ)の女性3人だったから、ほぼ一世代差で同じテーマに当たることになる。1975年生まれの作者は主要登場人物より5歳ほど年長で、あとがきなどでも同世代の「姉・先輩目線」という感じだったが、こちらではあとがきで作者自身が述べているように異なる世代を探求するということか。それにしても世代を超えて「婚活」がテーマであることについて、「マリッジ・プロット」ジェフリー ユージェニデス (著), 佐々田 雅子 (著) 早川書房を連想してしまった。なんとなくジェンダーとかフェミニズムということに引っかかってきそうな気がする。そういう意味では作者は少女漫画の歴史の最も正統的な継承者なのかもしれないと思いつつ、まだうまくまとまらない。まあこれからどうなるか。
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5つ星のうち4.3
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