カスタマーレビュー

2006年12月9日に日本でレビュー済み
シリーズ中一番好きなゲイくん篇が完結している。
最底辺のゲイの生活がリアルに描写されているが、作者は決して彼らを見下しているわけではないし、かといって弱者の窮状を社会に訴えているわけではない。
ただ人間の心理と感情が丁寧に描かれる。ゲイでもない私がゲイの心理に心を打たれるのは、偏った人間を描いているだけでなく普遍的な人間心理を描いているからだろう。
シリーズすべてに言えるがこの作品はウシジマくんと「客」との距離感が絶妙なのだ。
それは作者と対象との距離感と同一だろう。単に、取材力とリアルな描写に目を向けがちだが作者の優れたバランス感覚がそれを支えていると思う。
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商品の詳細

5つ星のうち4.5
星5つ中の4.5
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