カスタマーレビュー

2009年2月6日に日本でレビュー済み
本書は個人的に何度も要望してきた「見積もり方」の暗黙知を形式知としてまとめた本だ。世間一般に言われるコード桁数による見積もりやFP法などのような「規模の見積もり技法」だけではない、プロジェクトの始まりから終わりまでのライフサイクルを通じて、見積もりとはどのような物かを本書は教えてくれる。

1部では現状の問題と新しい概念の導入を述べ、2-5部では問題解決のためのプラクティスの数々を紹介し、6部ではこれまでに述べたプラクティスが成功する理由を述べるとともに読者への自信を補強し、最後に7部ではケーススタディとしてプラクティスをどのように実践するかを小説仕立てで書いている。開発プロセスを論じている本は多々あるが、本書のような6部と7部がある物は数少ない。

また、章の最後に議論のポイントを提示しているのも「どうすれば自分のプロジェクトに導入できるか」を考える良いきっかけになると思う。この「議論のポイント」は「考えてみよう」ではなく、「話し合ってみよう」となっている。自分で考えるだけではなく、本書を片手に見積もりと計画について、同僚や仲間と話し合ってみるだけでも新しい価値が生まれるはずだ。
36人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.2
星5つ中の4.2
37 件のグローバル評価