カスタマーレビュー

2014年8月30日に日本でレビュー済み
現代人がタイムスリップして過去で大活躍、という設定はありふれている。
ぱっと思いつくだけでもJIN、信長のシェフ、戦国自衛隊、アシガールなど様々。
ある意味とても鉄板ネタであるため、逆に扱いは難しいだろうと思うのです。
まあ現代人が過去にいったら史実を知ってる上に、現代の科学知識やらもあり、それを駆使してチート活動
みたいなものがほとんどなんですよね。JINもシェフもそうだったし、タイトル忘れたけど
少女漫画にあったファッションセンスを平安時代にもちこむという漫画もそうだった。
過去には無いシルクやら素敵な素材で着物を作ってキラキラ…みたいな(そこまでいくとどうも共感できず
過去には過去の価値観があったはずだろうと思わざるをえなかったけど)
でもこの信長協奏曲はそういった鉄板からちょっとずれている。
主人公がアホなのだ。
下手したら信長もよく知らない、家康もなんとなく聞いた事あるぞ〜?的な。
でも性格がすごく前向きで、へこたれなくて、良い意味でチャラくて、適当でゆるい。
この性格だけで信長に匹敵する活躍を成し遂げて行くのです!これってすごく新しい。
現代におけるゆるい考え方やチャラさは「過去への持ち込み要素」ではあるかもしれないけど
ほとんど主人公の天然の性格だけで物事を成し遂げて行ってる上に、持ち込みの社会の教科書がまったく役にたってない!
このチグハグなのになんだかうまくいく感じが、飄々としていてとても面白い。
絵柄が小山ゆうさんを思わせるというか、美しいキャラは表情があまり動かず、脇役の変な顔はすごいデフォルメとか
背景を墨画で描くような表現だったりとか、もしかしたら「あずみ」のアシでもやってたのかなと感じます。
でもこの飄々としたすっとぼけ感は小山ゆう作品にはなかった。
よくあるパターンに見えて新しさを感じさせる。鉄板でもまだ切り口を変えて出来ることがあるんだなあと思わせる作品です。
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5つ星のうち4.7
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