カスタマーレビュー

2019年11月5日に日本でレビュー済み
■待ってました、『空電ノイズの姫君』(幻冬舎)からのつづき!です。今巻は、主人公磨音が参加するバンド「ALTAGO」の面目躍如のストーリーが中心。『空電ノイズの姫君』の2巻から3巻にかけてのライブの失敗そして特訓を経て、今回はALTAGOのメンバーそれぞれの成長した様子が伺えます。クライマックスはライブハウスでの磨音のギターソロ。

■高瀬のボーカルにハッとする磨音、磨音のギターに反応する夜祈子・ライブハウススタッフ・観客といったように、周囲の表情を描くことによって、いいプレイをしていることを描き出せているのが、巧い(今巻だけではないのですが…)。

■さて、これからどういう展開をするのか。バンドの音楽面よりも、人間関係や過去との対峙のストーリーが展開していくのかしら…。冒頭ならびに37ページの文は、過去を振り返っている視点で「憎くて愛おしい忘れられない日々」と書かれている…何かよからぬことが起きそうな雰囲気です。登場人物たちには幸せになってほしいので心配になってしまいますが、つづきを楽しみにします。

■余談ですが、相変わらずのクラシック・ロックのネタが嬉しい。磨音:「わたしゼッタイ無理です(中略)ジャンプとか背面ギターとか寝ギターとか歯ギターとかウインドミルとか」←それは、ジミにアンガスにピートに…笑。あとはちょっとしたユーモアも良い。父に向っての磨音の台詞「子煩悩なロッカー 超カッケーと思います!」(p.30)には吹きだしました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
違反を報告 常設リンク

商品の詳細

5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
86 件のグローバル評価