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2018年12月13日に日本でレビュー済み
9.11以降テロリストの代名詞となってしまった宗教が題材だったこと。そして自分自身がイスラム教に漠然とした嫌悪や恐怖を感じていたことから1巻に手を伸ばしたが、この漫画を通してイスラム教という存在に対する理解が進んだように感じる。

大半の日本人には馴染みのない『宗教が根幹にある生活』
これが一体どういったものかを漫画の主人公のルームメイトを通して、その一端を理解できるというのは、とても興味深い。

もちろん理解は本当に一端でしかない。だけれどイスラム教徒が監修していることもあり、実のある一端だったように思う。現にその一端すら知らずにいた頃と比べると『知っている』と『知らない』では、やはり明確に差があり、漠然とした嫌悪や恐怖が和らいだようにも思える。
『知らない』というのは、それだけでより怖く、不気味に思えてしまうのだと実感した。

4巻を通して『イスラム教サイコー!』というのではなく『イスラム教は実際はこんな感じなんです』というような『知って欲しい』というようなメッセージ性があった事も功を奏しているように思う。
宗教観のごり押しや押し付けがなかったので最後まで付き合えたし、私の宗教観も無宗教からまったく揺るぐことなく変わらなかった。
漫画の物語としても4コマ形式だけれど起承転結があり、しっかりと閉じたと思う。
エッセイなんかが好きな人は親しめる内容だと思う。

なにはともあれ面白かったです。完結有難うございました
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商品の詳細

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