カスタマーレビュー

2017年8月23日に日本でレビュー済み
 のっけから「オールドファン」には懐かしいキャラクター「モール」の名前、そしてロックが見覚えのある老婦人に変身。おお!これは「超人ロックワールド」における最大のミッシングリングの一つ「トレスの帰還」に繋がるのか〜と期待して読み始めたのだが…。
 ちょっと待て!新連邦時代か!「モール」の登場と「トレスの旅立ち」は確かコミックス「ソング・オブ・アース」と「失われた翼」のエピソードで、帝国期、カル・ダーム三世時代のはず。何百年経ってるんだ〜、「モール」はまだ生きてるのか〜と思わずツッコんだ。そうしたら同時期、やはりカル・ダーム三世時代に帝国の惑星規模虐殺宇宙船「ジェノサイド」に単身立ち向かった軍人「ナーブ」が舞台の地球に登場した。
 …気持ちはわかるよ。ナーブ。自分が倒れている間に守ろうとした星も、仇敵だった帝国も既に滅んでいたという喪失感と、何百年も経っていて預金が利子で増えて大金持ちになっているはずが、現実には目減りしていたと言う衝撃は。
 そして展開はいつもの、地球に住む人々と「ドリームウィーバー」が一つ、「ナーブ」が一つ、「ドリームウィーバー」を追うロックが一つの「裏ではつながっているが表では無関係なストーリーの同時展開」。まぁ多分最低あと2巻は続くであろうことは確定したので収束を楽しみにしよう。
 モールの再登場とトレスの帰還は読者が忘れた頃に描かれると期待しつつ。

 巻末には思わぬ嬉しい贈り物の短編一つ。…おかしい。「新世界戦隊」は持っていたはずだが読んだ覚えがないぞ。この話。
 読んでふと一つ気になった。聖先生、どこかお身体悪かったりしませんよね。先日の「異聞」の「DREAM MASTER」、他社の「電脳カバの昔話」、そして今回の「歌姫」…。なんだかお別れを告げられているような気がしたので。先生にはまだまだ描いていただきたい「超人ロックワールド」のミッシングリングはたくさんあります。ご自愛ください。
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